学校説明会等全日程終了のご案内

   今年度の学校説明会・個別相談会は、全日程終了いたしました。ご参加いただきました中学生、保護者の皆さま、誠にありがとうございました。
 受験生のみなさん、桜花満開の下、4月の入学式でお会いできることを心待ちにしております。受験勉強頑張ってください。

 

緊急情報発信用ウェブサイトについて

 緊急時の情報発信用ウェブサイトが設置されました。下のURLをクリックしていただき、「お気に入り」に登録しておいて下さい。 
 

埼玉県立松山女子高等学校

TEL : 0493-22-0251   FAX : 0493-21-1247
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松女生へ

 

松女生へのメッセージ

松女生に告ぐ
12
2018/01/09

見直そうニッポンの心~明治の精神に学ぶ~

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見直そう ニッポンのこころ
 ~明治の精神に学び、自身のイノベーションへ~
 

 

 みなさん、おはようございます。2018年を迎え、いよいよ3学期が始まります。そして、新年を迎えた今、君たちの誰もが、新たな抱負と決意を持って学校生活を始めようとしているのではないでしょうか。

 そこで、新たなスタートを前に、少し視野を広げて2018年を展望し、君たちへの期待と思いを伝えたいと思います。

2017年は、米国の新大統領の就任とともに幕を開けた。トランプ大統領はアメリカ第一主義の信条を強く打ち出し、TPP(環太平洋経済連携協定)やパリ協定からの離脱を表明しました。

ヨーロッパに目を向ければ、イギリスのEU離脱、カタルーニャの独立、ドイツやフランス、オランダのでは右派や反EU政党が躍進など、世界各地で保護主義的な反グローバリズムの台頭が大きな世界的潮流となっています。

また、過激派組織ISが崩壊した後の中東情勢や、挑発的な行動を繰り返す北朝鮮などは、私たちにとって地政学的な不安定要因(リスクファクター)となっています

今やグローバリズムが進展しているの一方で、こうした「分断」「不寛容」をキーワードとする反グローバリズムの世界的な潮流は今後も収まるとは言えず、新たな社会変化を予感させるものといえるでしょう。
 このように、世の中の変化は激しくかつ不確実なものです。そう考えると2018年は、どんな年となるのだろう。

 2018年は、明治維新後150年。明治は新しい文化が急激に大量に入ってきて、日本の近代化、西洋化が始まった激動の時代です。日本政府は、「明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは大変重要」として「MEET THE 明治ノベーション」をスローガンに明治維新後150年のキャンペーンを行っています。

 それでは、明治維新にみられる日本の強みとは何でしょうか?

アメリカの経営学者ドラッカーは、明治維新は社会的イノベーション(変化を機会としてとらえ、新しいものを生み出すこと)であるとし、「伝統的な固有の文化を守り抜き、新たな社会システムの構築に成功した偉業」として称えています。
 こうした明治イノベーションを支えたのは、よき伝統を守りながら改革を進めるという日本独自の精神構造にあったのではないかと思っています。ドラッカー風に言えば日本の西洋化というより、西洋の日本化といえるのでしょう。こうした明治の精神というか、日本人独自の精神構造が激動の世情や不確実な社会の中で強みとして機能していくのではないだろうか。
 君たちは、「不易流行」という言葉を知っていますか。江戸時代の俳人、松尾芭蕉が提唱した言葉です。「不易」とはずっと変わらないことであり、「流行」とはその時々に合わせて変えていくこと。伝統統や文化など時代を超えて変わらない価値を大切にするとともに、今後も進展していく社会の変化などに柔軟かつ的確に対応していく資質や能力。つまり、文字通り「時代の流れに乗っていくこと」も大切にしなければならないことを意味する言葉です。まさに、明治イノベーションを支えた精神構造と言えるのではないでしょうか。
 では、今の私たちにとって大切にしなければならない「不易」とは何か。一つ挙げるならば、日本人特有の寛容の精神ではないだろうか。家には仏壇があり、クリスマスを祝い、寺で除夜の鐘を聞き、神社へ初詣をする日本人の宗教観は、しばしば世界から疑問視されるところです。

しかし、これらは、Respect for othersという精神性であり、そこから、他者への配慮や気遣い、おもてなしなどの日本ならではのスタイルが生まれてきているのです。

君たちには、不確実で先行き不透明な社会であるからこそ他者を尊敬する精神性を松女生としての不易な強みとして持っていてほしい。まさに、「For the teamの精神」で、これからの社会を力強く生きていってほしい。

一方「流行」でいうならば、社会の変化などに柔軟かつ的確に対応するためにも、君たちには、2018年を変化の激しい不確実な社会を格好の機会として、新しい自分を生み出す自身のイノベーションに挑戦してほしい。不確実な社会だからこそ、「今迄こうだったから」というような今までの価値にしがみついていては成長や進化は期待できない。

自分たちが所属する社会が創出する価値やサービス、サポートをただ単に恩恵として受けるといった受け身の姿勢では成長はないのです。誰かが何かしてくれるだろうではなく、自分たちが社会や他者に対して何ができるのかを考えてもらいたい。

やはり、一年の計は元旦にあり。2018年を迎え、不易と流行の実践を心がけ、伝統や文化など時代を超えて変わらない価値を大切にするとともに、社会の変化などに柔軟かつ的確に対応する。

今年は、こうした明治の精神に学び、自身のイノベーション元年としてください。

最後に、これから受験を迎える三年生へ。ここに集う教職員一同及び全ての松女生が諸君の健闘をこころより祈念しています。体調に留意して全力を出し切って頑張ってください。

それでは、今年もよろしくお願いします。



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2017/12/22

2学期終業式 「人生トライ&エラー」 ~何事もやってみなはれ~

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 2学期 終業式 

 人生はトライ&エラーの繰り返し ~ 何事も「やってみなはれ」~

 みなさん、おはようございます。

 長いと思っていた2学期も今日で終わり。というより、2017年自体があと数日を残すだけ。過ぎてみると時がたつのは、あまりにも早いもの。

 君たちの2学期、そして2017年はどうだったのでしょう? 

  3年生は進路選択、進路実現とまさに自分自身と向き合い高校生活の集大成の時期だったのではないでしょうか。一般受験は、これからが本番です。受験学力は、最後の最後まで伸び続けます。最後まであきらめない強い気持ちが事の成否を分けるカギとなります。君たちの進路実現を心より応援しています。

 次に2年生。高校の中心学年として、その存在感を存分に発揮出来たのでしょうか。学習、部活動、学校行事等々。まさに、君たちが後に高校時代を振り返った時に一番自分自身が成長・発展した年となるはずです。

 最後に、1年生。中学生から高校生へ。大きな転換を迎えた年。いつまでも新入生というわけにはいかない。学校生活や学習、部活動等々自分自身の飛躍と成長に向けて、君たちには、松女の中核となっていく覚悟と自覚を持ってもらいたい。

 そこで、今年を振り返り、感じたことや君たちへの思いや願いについての話をしたい。

 先日、修学旅行新聞「ちゅらかー」(最終号)を拝見させてもらった。旅行委員の感想を掲載した特集。そのいくつかを紹介します。

●「修学旅行にこのような形で関わることができて良かった。仕事は本当に大変でしたが、やりがいがあり良かった」

●「大変だったけど、修学旅行づくりに関わることができて良かった」

その他にも、

●「今回、旅行委員をやってたくさんの達成感を感じることができた」

●「忙しかったけどやりがいのある仕事でやってよかった」

●「準備が大変だったけど、それもいい思い出」など、そのほとんどが、「最初は大変だったけど、修学旅行に関わることができて、より深みのある旅行とすることができて旅行委員をやって本当によかった」という内容です。

 こうした旅行委員たちの感想を聞いて気づいたことがあります。キーワードは、「関わる」というワードです。各委員が自ら望んでいたかどうかは別にして、各委員が結果的に主体的に旅行づくりに関わってきたこと、こうした「主体的関与(コミットメント)」が、一つの体験として、自分でも気づかないうちに間違いなく自身の成長につながっているということです。

 体験報告会の際にも言いましたが、松女には、学校行事はもちろん、部活動や小学校、特別支援学校などとの交流事業、地域の各種イベントや行事、そしてボランティア等々。君たちが自身の成長のために挑戦すべく主体的関与の場はいっぱいあります。別の言い方をすると、君たちの成長の「勝負時」が日常においてたくさんあるということです。

 こうした「ここぞ」の大切な勝負時を逃し、「あの時やっていれば」という後悔に襲われないためにも、君たちにはあらゆる機会をとらえて何事にもトライしてもらいたい。このトライすることを自身のミッションとしてほしい。

 進路や部活動、各種行事にイベント等々。何でもいいんです。自分の今の自分以上にするために、トライしていきましょう。しかし、何事もうまくいくことばかりではありません。人生はトライ&エラーの繰り返し。自分を壊してくれるものとの出会い、そして次から次へとより強大なものと出会い、そして打ちのめされて、でも気づいた時には自分が一回りも二回りも大きくなっている。これこそが人生の醍醐味であり、成長の証なのです。成長とは、あくまでも今の自分を壊し、新しい自分に生まれ変わることにあります。

 今までの自分を壊すことができず、今までの価値観、小さな自分、自分ワールドの世界の中で生きていく。そんな人生で人として成長できるわけがありません。

 何事も、「やってみなければわからない」「やってみたからわかる」のです。視野を広く、自分ワールドの世界から、一歩も二歩も踏み出していく。そんな、大志を新年の志としてもってもらいたい。

 皆さん、サントリーという会社を知っていますか。その社訓ともいう言葉は何だか知っていますか。創業者の佐治会長の口癖だったそうですが、「やってみなはれ」です。サントリーは、こうした企業風土の中で成長を続けてきたといわれています。

 人生はトライ&エラーの繰り返し。まずは、何事も「やってみなはれ」です。

 以上、2017年を振り返り、君たちへの願いと思いを伝えました。

 来年の干支は、「戌年」(いぬどし)です。戌年は、真面目で勤勉、努力家であるということから縁起がいいといわれています。資格取得の勉強や何か頑張りたいことを見つけて励むのにいい年になるそうです。

 2018年が君たちにとって、大いなる成長進化となる年となることを祈念しています。 それでは、よいお年をお迎えください。


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2017/10/02

松女生必見~「後輩へ!(vol2)」~

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 松女生必見

「後輩へ(vol2) 」先輩が語る松女生への熱いメッセージ

 930、長きにわたった教育実習がおわりました。久しぶりに異なった立場で松女生活を味わった実習生の皆さん、お疲れ様でした。卒業して、外に出てみて、初めてわかる松女の姿。皆さんにはどう映ったのでしょうか。また、立場を違えて見る松女生は、皆さんにとってどう感じたのでしょうか。

 教育実習を終え、安堵の気持ちを抱いている皆さんに聞いてみました


理科教育実習生 Yさん
松山女子高校在校生の皆さんへ。

3週間ありがとうございました。気がついたら最終日、本当にあっという間で、もっとたくさんの生徒さん達とコミュニケーションをとれば良かったなと少し後悔しています。

 私の化学の授業を受けてくれた皆さん、拙い説明でも真剣に聞いてくれてありがとうございました。質問もたくさんしてくれてとても嬉しかったです。そして「化学」と聞くだけで勉強したくないなと思う生徒さん、たくさんいると思います。高校二年生の丁度今頃の時期まで私もその中の一人でした。恥ずかしながら、模試での化学のテストが4点でした。ちなみに選択問題が奇跡的に当たった点数です。しかし、化学が大嫌いだった私でしたが、今大学では化学を専攻し、研究室は有機化学研究に所属しています。

 私は、化学の見方(考え方)を変えたら化学がとても好きにそして得意教科になりました。

見方を変えるとはどういうことか…。

 例えば『サッカーボール』の絵を簡単に描いてみてください。多分皆さんは、白と黒が五角形で並んでいる柄のボールを描いた人ばかりだと思います。しかし実際では周りを見てみるとそうでもありません。ワールドカップやオリンピックのボールも皆さんが描いたボールの模様、色とは違います。星柄や赤、青、黄色等様々な色や模様のボールがほとんどです。なぜ、皆さんは白と黒のボールを描いたのでしょうか。

 私は、サッカーボールはこの模様でこの色だ!と小さい頃から絵本やアニメなどからイメージがついているからだと思います。イメージで決め付けているのです。化学も同じことが言えると私は思っています。「化学=難しい」というイメージから嫌い、やりたくない。と思っている生徒がたくさんいると思います。私もそうでした。しかし、実際に化学にふれてみると、化学を身近に感じることができ、勉強が楽しくなりました。

 今回の実習の範囲である化学反応式、mol計算、目に見えないものでなかなかイメージし辛く、難しい範囲ではありますが、松女の皆さんは「やれば出来る子」なのできっと大丈夫です!これからも楽しみながら化学にふれて欲しいなと思います。3週間の間授業実習で、「化学=難しい」のイメージを少しでも無くすことが出来ていたら幸いです。

 是非見方(考え方)を変えてみてください。化粧品って化学なんだ、薬も化学なんだ、窓もドアもビニール袋も…身の回りに化学はあふれています。そして、化学は人間の希望です。このことは化学だけではなく、他の教科、スポーツや人間関係など全ての事に言えると思っています。自身の見方(考え方)を変えることによって、皆さんを取り巻く様々な環境がきっと皆さんにとって成長のきっかけ(チャンス)に変わることでしょう。

 この機会を逃さず、自らチャンスを掴んでいけるよう応援しています。

そして、三年生の皆さんは、受験という大きな山に登っている最中の人が多いかと思います。私は一般受験で大学に入りました。AOや指定校よりも一般のほうが人として強くなれると思ったからです。一般受験を通して友達の大切さや親のありがたみ、感謝の気持ちなど様々な経験を経て、自分でも少しは人として成長することが出来たと感じました。しかし、私は受験に成功した人間ではありません。第一志望の大学には届かず、滑り止めにしていた大学も補欠合格でした。そして滑り止めの滑り止めの大学に入学しました。最初は第一志望以外の大学なんて…。と思っていました。受験期にもっとしっかり勉強しなかった自分をとても恨みました。しかし、通い始めてみると、他学科、他学部との交流や、留学生とも友達になることが出来、自分の世界がどんどん広がっていきました。趣味も行動範囲も全てが広がり、性格も変わりました。

私は今の私が好きです。自分の事が好きになれたのはこの大学に入学したおかげだと心から思います。今思い返せば、AOや指定校のほうが偏差値が高い大学に入ることが出来たのではないかと思いますが、いい大学の定義とは何でしょうか。偏差値?スポーツが強い?家からの距離?人それぞれだと思います。考え方は人それぞれで価値観も違います。自分の個性、考え方を大切にそして、嫌なことがあってもそれをチャンスに変えてください。

逆境こそチャンスです!自分の人生は自分でどんどん切り開いてください。どんどんチャレンジをしてみてください。私もまだまだチャレンジを続けていきます。お互い頑張りましょう。三週間、本当にありがとうございました。

保健科教育実習生 Tさん

 松山女子高校の皆さんへ                     

 皆さん、三週間ありがとうございました。松女に帰ってきたなという思いと授業をやる緊張感いっぱいで始まったこの教育実習。三週間は長いようであっという間でした。卒業して四年、実習生として戻ってきた松女は私達がいた頃と変わらず、皆さんの笑顔や明るい挨拶にあふれていました。

 今回私は「保健」の教育実習を行わせていただきました。「保健」の教育実習生って何の先生になるの?と思った子も少なくないはず。私は養護教諭、つまり保健室の先生を目指して大学で勉強しています。保健室の先生って皆さんどんなイメージですか?優しい?暇そう?色々なイメージがあると思います。私が保健室の先生になろうと決めたのは高校二年生の時のこと。私は中学校の頃から体があまり強くなく、友達ともうまくいかない時期がありました。そんな時私の背中を優しく、時に厳しく押してくれたのが養護教諭の先生でした。

 高校に進学し、毎日が楽しい松女生活を送っていく中で、体が弱くて学校を休みがちな子や友達とうまくいかなくて学校嫌だなと思っている子の力に、その時の先生のようになりたいという気持ちがどんどん強くなりました。そこで養護教諭になれる大学を探し、在学している女子栄養大学への進学を決意しました。

 勉強が苦手であり、部活命であった私にとって、女子栄養大学はハードルが高く合格は不可能かと思いました。しかし、どうしても養護教諭になりたい。合格したいという一身で受験勉強に打ち込みました。私は小論文が苦手だったので一般一本。受験勉強は本当に厳しく、くじけそうになったことも泣いた日もありました。AOや指定校でどんどん友達が合格していく中、一人ぼっちに感じて悩む時もありました。一般一期に合格できなかった時、もう駄目かと思いました。でも、松女の先生方の本当に温かく熱心なご指導や先に合格が決まっていても勉強に付き合ってくれた友達、一緒に一般に向けて励ましあった友達のおかげで、一般二期で合格することが出来ました。

 受験勉強は本当に大変。まずその前に自分の将来の夢を探すのももっと大変。今、まだ夢が見つかっていない子も夢が決まって進路に向けて進んでいる子も、悩みは違っても色々なことで悩んでいると思います。でも今大学で自分の夢に向かって勉強している時間は大変ですが、楽しくて仕方がありません。

 大学生活や養護教諭になるための教員採用試験に向けての勉強で心が折れそうな時、いつも支えになってくれるのは松女時代の友達です。松女時代の思い出は私にとってかけがえのないもので教員採用試験の受験も、部活で全国大会の時に行った県を受験するほどでした。今はそうは思えなくても、今の皆は本当にキラキラ輝いています。

 私は自分が松山女子高校に入って、松女生で良かったと心の底から思っています。今隣にいる友達は一生付き合っていく位に大切な友達になるかもしれない。高校生の今出来ること、今しか出来ないことをめいっぱい楽しんでください!松女生の先輩として全力で応援しています。ありがとうございました。

保健科教育実習生 Tさん
松山女子高等学校の生徒の皆さんへ 

 9月11日から9月29日までの三週間、大変お世話になりました。この三週間皆さんに保健の授業を担当していましたが、同時に私も、皆さんにたくさんのことを教わりました。

 その中で特に1つ、ここで挙げたいと思います。それは授業をすることの楽しさです。私にとって初めて授業をする高校生が、この松山女子高校のみなさんでした。そのため、緊張もありましたし、授業をする度に後悔もありました。しかし授業に入ると、それを吹き飛ばすくらい一生懸命になりました。とても緊張していた授業でしたが、皆さんの笑顔や真剣な顔、そして時折見せてくれる皆さんの言動が、こちらの予想を大きく超え、いつも楽しい気分にさせてくれました。素直な皆さんの反応があったからこそもっと興味の持てる授業にしよう、もっと良い授業にしようと試行錯誤して、授業を作ることができました。また、授業中も、皆さんが良い反応を返してくれたり、積極的に授業に参加している姿を見て、授業をすることは楽しいものなのだと学ぶことが出来ました。

 これが皆さんの力なのだと思います。皆さんが一生懸命なのが伝わってきたから、私ももっと頑張ろうと思いました。その一生懸命さを忘れずに、高校生活、そしてそれからの未来も、輝く皆さんでいてください。

 私が皆さんと同じ松女生だったとき、このように教壇に立ったり、クラスに入らせていただくことができるようになるとは思いもしませんでした。人生は思いもよらない方向へいくものだと思います。今、将来への道が定まっていなくても、自分の努力次第で道は必ず開けます。今の自分が頑張れば、未来の自分がその努力によって変わります。少しずつ、努力の積み重ねが、自分の生きたい未来への足場になります。大学生になっても、大人になってもいつでもそれは同じです。だから周りに味方になってくれる大人がいて皆さんに教えてくれる、見守ってくれる環境がある高校生のうちに、努力できる自分を培ってください。

 3週間、本当にお世話になりました。皆さんの今、そして未来を応援しています。

保健科教育実習生 Iさん
  こんにちは、伊藤由華と申します。9月11日から29日の3週間実習をさせて頂きました。この3週間、松山女子高校で皆さんの姿を見ていて、毎日眠い中朝練したこと、早弁したことなどなど、高校時代の自分と重なりとても懐かしかったです。高校時代に振り返らせてくれた皆さんにとても感謝しています。ありがとうございます。

 そして、生徒としてではなく、教師の立場で皆さんの前に立ってみて、先生方の凄さを改めて知ることができました。先生方はみなさんのために常に奮闘されています。そんな先生方に見守られて勉強や部活に専念できることに感謝の気持ちを忘れないでください。

そんな皆さんに私から伝えたいことは、「諦めないこと」です。

高校生活は本当にあっと言う間に過ぎ去ります。3年生は受験を目前に控えて少し感じられているのではないでしょうか。毎日毎日同じことの繰り返しじゃないか、と思うこともあると思います。私も思っていました。でも、その1日でも自分は少しずつ成長しています。そのとき1日では感じられないかもしれませんが、やり遂げたとき、卒業した時にふと振り返って、自分は頑張ってきたなと感じられると思います。そのように思えるように、ぜひ、1日1日を大切に、その日をその日できる全力を尽くしてください。
時には失敗しても、そこから学べることもあります。私も高校時代、この実習中も何度も失敗しました。でも、そこから次はやってやる、負けない、といった頑張りが自信につながります。そして、必ずどこかで自分に返ってきます。私は皆さんより少しだけ長く生きてきて、その中でも、あ、あの時の自分が頑張ったからこの結果がついてきたのだなと思うことがありました。松女の皆さんなら、もっともっと沢山のことを吸収して成長できると思います。是非、貪欲に吸収していってください。

皆さんの活躍を心から願っています。


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2017/09/27

生徒会本部役員認証式

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生徒会本部役員認証式

  「より善い松女」をめざすタウンミーティング

 927() 70代生徒会本部役員の認証式を行いました。

本部役員は次の通りです。

70代生徒会長 吉田真子  

 副会長  清水風花 高橋 愛奈

 書記   小池花梨  根岸  夢

 会計   荒木美宥 江口  瑠

 執行   三角花音 宮根愛恵 新井菜桜 柳 彩絵 高田真叶

 生徒会は、その学校の生徒の力を象徴するものです。松女に対する様々な思いがある中で、松女をより善くするために一肌脱ごうと覚悟を決めた13人の女侍たち。彼女たちの抱負を聞くとともに、本音トークとしての懇話会(タウンミーティング)を実施した。

 初めは緊張していた役員の皆さんも話が進むにつれて徐々に本音トークがみられ、いろいろと面白いアイデアや意見が飛び出してきた。体育祭での新たな競技導入、文化祭でのイベントのあり方や後夜祭企画、松高との交流企画さらには「女子力アップの日」の設定等々。やはり、高校生ならではのクリエイティブな企画力があるものだと感心です。それにしても、本部役員にはそれぞれの役割が係として分担されていて、その仕事が中学校時代と違って大きな責任を伴うことであることを役員の皆がとても強く感じているようでした。さすが、責任感の強い松女生。

 生徒会の皆の話を聞いて、当たり前だが松女に対する強い思い感じた。「松女をより善くしたい」「笑顔いっぱいの学校」にしたい。そんな純粋な君たちの気持ちを聞くことができて本当に有意義な話し合いができた。

 君たちの意見にもあったように、今までの松女が決して悪いわけではない。でも、より善くするためには、今の松女を変えていくことも必要なときがあるものだ。人の成長も今の自分を否定することから次の善なる自分と遭遇できる。「今まではこうだった」とか「松女はこうだ」といった先入観や独善性に執着している限り、成長は見られないのだろう。

 70代生徒会本部役員には、是非失敗を恐れず、松女をより善くするための「挑戦」を続けてほしい。君たちのやる気と覚悟こそが笑顔いっぱいの魅力ある松女を創りだすのだろう。それでは、次回も、生徒代表としての本部役員とのタウンミーティングを楽しみにしています。


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2017/09/07

松女をより善くするために

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 生徒会立会演説会 開催

 松女をより善くするために 生徒会とは?  民主主義とは? 
 
 97()6限に次期生徒会本部役員立候補者による立会演説会が体育館で行われました。生徒会活動は、学校の自治的な特別活動、そして生徒諸君の公民的資質や自立心の涵養においてもとても重要な教育活動演です。そこで、演説会及び投票が行われる前に生徒諸君に対して次のことを話しました。

 皆さん、こんにちは。

 これから、生徒会役員選挙に立候補した皆さんの立会演説が行われます。生徒会役員になる皆さんには、「より善い松女」を目指して松女生の代表として自覚と責任をもって失敗を恐れず何事にも勇気を出して果敢に挑戦してほしい。何もやらなければ失敗はありませんが、得るものもありません。生徒会活動を通して人として大きく成長することを期待しています。

 さて、こうした学校における生徒会としての仕組みは、民主主義の第一歩ともいわれます。立会演説会、選挙、生徒総会、評議員会等々。今日、世界中のほとんどの国が、政治の体制や、政治制度に民主主義のシステムを採用しています。

 こうした民主主義システムの起源はどこだかわかりますか?

 今から、2500年以上も前の古代ギリシアのポリスを起源とするものです。時の将軍、ペリクレスは「われらの政体は他国の制度を追従するものではない。その名は、少数者占を排し多数者の公平を守ることを旨として、民主政治と呼ばれる」と自らの政治体制を誇らしげに語っていました。

 しかし、この民主政治は、同時代の哲学者アリストテレスの「政治学」において誤った逸脱的国制として酷評され、歴史の舞台から姿を消したのです。このように民主主義に限らずですが制度は決して万能ではありません。

 それに関わる人たちの姿勢や心構え一つで大きく変わってしまうのです。この生徒会活動が本来の趣旨と理念をもって有機的に機能するためには、君たち全生徒がこの生徒会活動にいかに主体的にコミットするかが問われているのです。

 最後に、生徒諸君には、「松女」をより善くするために何をしてもらいたいか。ではなく君たち自身が「松女」をより善くするために「何ができるか」を自身に問いかけてほしい。

 君たち生徒諸君が主体的に生徒会活動にコミットして「オール松女の生徒会活動」になるよう期待します

 立会演説会では、予定通り12人の候補者と応援演説者の演説が滞りなく行われました。誠実さ、責任感、明るさ、謙虚さ等々、松女生らしさを個々の特徴として松女を「より善く」していきたい気持ちが伝わってきました。その中で、「挑戦」をキーワードに演説をした候補者がいました。人は失敗から学んで成長するものです。勇気をもって「より善い松女」を目指して果敢にチャレンジしていきましょう。



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2017/09/01

三つの塾訓

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 2学期 始業式
 三つの塾訓 ~「人としての成長」とは
 みなさん、おはようございます。長いと思っていた夏休みもあっという間に終わり、いよいよ2学期が始まります。

 夏休みはいかがでしたか。勉強や部活動に充実した夏休みを過ごせましたか。本日ここに元気な君たちとともに2学期を迎えられることを心より嬉しく思っています。
 さて、振り返ればこの夏休み中にもいろいろなニュースがあったかと思います。

 その中にあって、何と言っても花咲徳栄高校が夏の甲子園で優勝を果たし、埼玉県勢初の深紅の優勝旗をもたらしたことは埼玉県民として大きな出来事ではないでしょうか。

 この徳栄高校を率いたのが岩井監督。徳栄の社会科教師で01年から監督を引き継ぎ、その信条は「心の野球」。何かを為すには人間的に成長しなければ何も為しえない。こうした信念から、野球を通じて彼らの自立を求め、人間的な成長を促すことをここ心がけているそうです。以前、リオ五輪に向けてシンクロの井村コーチが「メダルとるためには人として成長せなあかん」とインタビューで語っていた言葉が思い出されます。

 つまり、何かを為すにはただ単に体力や学力及び各スキルが向上したということだけでなく、やはり人としての成長が求められるのでしょう。

 君たちは、「松下政経塾」という私塾を知っていますか。松下政経塾とは次代を担う、これからの日本のリーダーを育成するために、パナソニックの創業者である松下幸之助が設立した団体です。つまり、明日の日本を担う人を育てる塾とでも言ったらいいんでしょうか。

 その松下政経塾には塾訓があるそうです。次代を担う人材として成長するために、これだけは心がけようとするものだそうです。

 その塾訓とは「①素直な心で衆知を集め、②自修自得で事の本質を究め、③日に新たな生成発展の道を求めむ」ということです。

 ①素直な心というのは、何事にもとらわれない心のこと。人間は、教育や経験などを通して、何かしらの偏見を持ち、それを通して見るので、正しく見えない。松下氏は「素直な心で物事を見ることが非常に重要だ」と言っているのです。

 ②「自修自得」とは、最終的に自分で求めることをしない限り、ものごとは身に付かないということです。

 ③「日に新たなる生成発展の道を求めよう」は、毎日人間は変わっているのだから、昨日は昨日。毎日新しい自分がいて、常に新しい発見をしていくことです。

 以上この三つの塾訓が松下政経塾では「人としての成長」を促す心がけとなっているようです。

 そうした中で、自分たちを振り返ってみるとどうですか。

 先入観や偏見、自身の独善等々。素直な心で物事を見ていますか。独りよがりの自分になっていませんか。

 人から言われたことをただ単にくり返す自分に安住していませんか。上手くなりたい。強くなりたい。目標をクリアしたいなど自らの意思で、工夫改善に励んでいますか。

 「今までそうだった」「私はこんなもんだ」「私は昔からこうだった」など過去の自分をいつまでも引きずっていないですか。

 2学期は、進路や部活動など学校生活全般においてとても重要な学期。また、一年を通して最も長い学期であり、日々当たり前の毎日に流されがちとなってしまいます。

 そして、人が何かを成し遂げるには、必ずつらく苦しい努力を伴うものです。人は辛い時、苦しい時、その時の自分に妥協してしまいがちです。そんな時、周りを見渡してみましょう。君たちを受け止め、君たちの背中を押してくれる人が必ず松女にはいるはずです。

 担任の先生であったり部活動顧問の先生、進路の先生かもしれません。君たちが感謝の気持ちと謙虚な心を持ってさえいれば、必ずや一抹の光明が神の助けのように見えてくるものです。そして、これは傲慢で独りよがりの人には決して見えないものです。

 私たちは、たくさんの人たちに支えられて成長進化しています。だからこそ、支えてくれる人たちへの信頼や謙虚な姿勢、家族や応援してくれた方々への感謝の気持ちが人としての成長をもたらし、君たちの躍進をこれからも支えていくのでしょう。

 それでは、三つの塾訓をここ心がけ、素直な心と感謝の気持ちをもって、2学期も頑張りましょう。



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2017/07/21

1学期終業式 「本気になって一歩前に」

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1学期終業式 
 「もっともっと本気に」
 みなさん、おはようございます。早いものであっという間にもう1学期がこうして終了します。1学期はどうでしたか。

 私自身に関して言うと松女に着任してあっという間の1学期。そこで、この1学期を振り返り、私自身が感じたことを君たちに伝えたいと思います

 4月に着任して以来、学校行事、部活動、授業などを通して松女生を見てきましたが、皆さんは今まで耳にしてきた通りの松女生でした。素直で優しく、そして他者への気遣いや思いやりが深く、まさに身だしなみから連想される清楚なイメージそのもの。 紛れもなく「凛として輝く松女生」。そして、こうした松女生のイメージは、地域の方々などから常にいただいている言葉です。

 そうした君たちの「良さ」を実感したのが、音楽部や吹奏楽部の定期演奏会における最後の部長挨拶です。素晴らしい、見事なスピーチでした。君たちの持っている鋭敏な感受性。優しいがゆえに、思いやりが深いゆえに生じる悩みや苦しみ。これらを乗り越えて、克服して一つにしていかなければならない部長としての責任と義務。その優しさと責任との狭間の中で、揺れ動いている君たちの心がとても、素直に謙虚にメッセージとしてスピーチから伝わってくるのです。さすが松女生ならではの、誰にもまねできない心に響くスピーチです。見事でした。

 こうした君たちに一つお願いがあります。それは何かというと、より高みの目指す道に向かって本気になってがむしゃらに前に踏み出してほしいということです。君たちの持っているポテンシャルからすれば、もっともっと本気になれば、さらに成長できるはずです。

 君たちは時として自らに限界線を引いていないですか?「このくらいでいいや」とか、自身の成長に自ら歯止めをかけていませんか。「このくらいでいいや」と思った時に、さらにもう一歩踏み出すには、大きな力が必要です。その力こそが、目標や希望や夢といった目指す力そのものなのです。

 人は夢や目標、希望を持つことによって新たな自分を求め、前に踏み出すことができる。いや、夢や希望をもつことでしか、自分の成長につながる一歩は踏み出せないものだと私は確信しています。

 そこで、君たちにどうしても紹介したいことがあります。

 私が初めて校長として着任したのが県内で唯一の「病弱」単独の特別支援学校でした。小児がんの拠点病院である県立小児医療センターに入院している子どもたちに対して授業を行う学校です。そこの生徒たちは常に希望をもって決して自分の夢の実現を目指すことをあきらめない子どもたちでした。

 皆さん、信じられますか。当たり前ですが、病気を告げられた子どもは、「なんで俺が」「どうして私が」という気持ちが強く、なかなか今の自分を現実のものとして受け入れることができません。自暴自棄になってしまい塞ぎ込こんでしまう子ども。周りに当たり散らす子どももたくさんいます。そうした子どもたちが、どうしたら現実の自分を受け止め、どうしたら前を向き一歩を踏み出すことができるのだと思いますか。

 ある時、ターミナルケアの権威である聖路加病院の小児医療センター長であった細谷先生からお話しをいただく機会がありました。

 先生からは「残念ながら、現在の医療技術には限界があります。しかしだからと言って、医師たちはあきらめているわけではないんです。どんな難病であっても本気になって患者とともに病気を治そうとしているのです。そうした時に、子どもたちの「生きようとする力」となるのは、何だと思いますか。夢や希望、目標の力なんです。そして、その夢や希望を与えてくれるのは決して医者ではなく、学校の先生方なんじゃないですか」といわれました。先生が言うには、学校や教育の力で育まれた「生きようとする力」で何度も奇跡を見てきたといいます。「どう生きるのか」が問われた時、教育だけがそのことに解答を引き出すことができると言われたのです。

 わたしは、病気で苦しんでいる子どもたちを前に、一教師として夢や希望を語ることにためらいを感じていた自分が、とても情けなく、恥ずかしくなりました。

 「中学校に通いたい」「高校に行きたい」「大学に入りたい」そうした夢や希望があるからこそ、辛く、苦しい治療にも耐え、頑張りぬくことができる。治療を続けながら、夜遅くまで受験勉強をしていた中学生がいた。高校進学の夢は決してあきらめなかった。目標に向かって人一倍力を振り絞っていた。苦しく辛い中で何でそんなに頑張れるのだろう。やはり、そこに目指すものがあるから。夢や希望があるからこそ、自身の成長のために頑張りきることができる。そして、県内一の進学校に合格した。今度は科学者になる夢をもち、治療をづけながらも頑張りぬいて慶応大学に進学した。

 もう君たちもわかったでしょう。人の生きる力の源が。絶望の淵に立たされた時ですら、人はわずかな光を求め、そこに夢や希望を抱き前向きに目標に向かって本気になって生きていくのです。

 ポテンシャルをもっている君たちだからこそ、夢と希望をもって自身の成長のためにもっともっと本気になって力強く前に踏み出してほしい。「無理だから」とか「失敗すると嫌だから」などと言って挑戦しない人だけにはなってほしくない。

 現実は時には厳しいもの。全力を尽くしても自らの力が及ばなかった時、医師たちは号泣していた。どんな病でも本気になって治そうとしてとしている人たちがこんなにもいる。だからこそ、医療技術は進歩する。だからこそ、人類は進化する。「患者が亡くなって泣けなくなったら僕は医者を辞めますよ」と細谷先生は言っていた。つまり、そこまで本気になれなくなったらという意味なのでしょう。どんなにつらくとも、どんなに苦しくとも、本気になって目標を掲げてやりきる。これからも、私自身はどんなに青臭いと言われようが、君たちに夢や希望を語り続けていきたい。

 最後に、松女生の皆さん。部活でも進路においても、君たち自身にとってより高い目標を掲げて、がむしゃらに本気になって取り組んでいきましょう。これから、長い夏休みを迎えます。2学期に、より成長した君たちに会えることを楽しみにしています。体調管理や交通事故等々。十分に気をつけて充実した夏休みを過ごすことができるよう願っています。


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2017/07/03

今なお凛として輝く! 同窓会総会開催

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今なお凛として輝く! 

 平成29年度埼玉県立松山女子高等学校同窓会(松の実会) 開催

 平成2972()、紫雲閣にて埼玉県立松山女子高等学校同窓会(松の実会)がたくさんの会員の方々のご出席をいただき盛大に開催されました。

 菊池副会長の開会の言葉の後に、全員での校歌合唱。素晴らしい歌声は、現役時代そのもの?。そのあとに続いた坂本会長のあいさつによれば、何年かぶりに歌う校歌で10年は若返る?とのことでした。校歌の合唱とともに、高校時代の様々な思い出が皆さんの脳裏にあふれでてきたのではないでしょうか。そんな皆さんの気持ちを感じさせる校歌合唱でした。


 坂本会長、富岡顧問からのあいさつの後、校長より今の松山女子高校の近況についての説明がありました。そして、総会の議案が一通り終了したのちに、「同窓生より」ということで溝井喜久子さんより松女の思い出をお話しいただきました。

 新制高校としての1期生であった溝井さんからは、当時の高校生活のお話、弁論部に所属して県大会で優勝したことや当時の校舎の様子、新たな学制への移行期に当たり、校地の移転や校歌の作成、制服の制定等々、今の伝統校松女が新設校としての松女としてこれから伝統を築き上げていく創成期の頃の様子を伝えていただきましたでした。

 当時の浅野光良校長先生(昭和2131年在職)の松女にかける思いを「今になって感じる思い」として古文の補習や宿題、運動部への情熱等々について語っていただきました。松女創成期の様々な思いに涙を浮かべ、時折胸を詰まらされて語る溝井さんの姿に松女に対する思いと「伝統」の重さを痛切に感じました。

 当たり前なのですが、伝統とはただ単に年数が過ぎているのではありません。その時その時の生徒及び先生たちが、自分たちのそして松女の将来に希望と夢をもって取り組んできたからこそ、その思いが伝統として受け継がれていくのです。先達の様々な思い。こうした思いを背負うことが、そしてこれを義務としていやいやながら負うものでなく、自ら進んで松女生の責務として受け継いでいくことが、今の松女生に求められているのです。

 将来、未来はどうなるかわからない。だから、刹那的に今だけを考えるなんて、夢も希望もないつまらない大人にだけは、君たちにはなってほしくない。

 松女の創成に情熱を注いだ浅野光良校長先生の胸像が、部室等前の広場にひっそりとあります。その心意気と思いを私自身大切にしていかなければならないと強く感じました。

 ところで、今回お話をいたいだいた溝井さんは、私自身何度かテレビや雑誌で拝見させていただいていましたが、とっても有名人なんです。最後に、「週刊女性PRIME」からの引用で溝井さんのプロフィールを紹介いたします。溝井さんは83歳になる今も進化発展中です。松女生も83歳の「おばあちゃん」のフォロワーになってみるなんてのはどうでしょう。

 ちなみに、同窓会第二部では、元松山女子高校の校長先生、及川先生によるフラメンコショーがありました。エキゾチックな魅力を放つ踊りと迫害を受けた放浪の民達の嘆きや悲しみを感じさせる歌。とても素晴らしい踊りで、まさに元気いっぱい、まだまだ進化発展中です。


溝井喜久子(みぞいきくこ)

1934年、埼玉県生まれ。お茶の水女子大学理学部卒業後、高校教諭(生物)に。26歳のとき結婚を機に退職。20101月からツイッターを始め20164月現在でフォロワーは68000人にのぼる。高齢にもかかわらず、毎日ツイッターを更新し、これまでにつぶやいた数は驚きの17万ツイート。ついには書籍化に至り、ミゾイさんの珠玉のつぶやきをまとめた著書『何がいいかなんて終わってみないとわかりません。』(KADOKAWA)は好評発売中。ミゾイさんにとって、ツイッターはほんの小手先のこと。なんとタブレット型コンピューターiPadをはじめ、電子書籍リーダーkindleなど11台を所有し、インターネットをするとき、読書をするとき、外出時に持ち運ぶとき、という具合に状況に応じて使いこなしている“スーパー80代 ”でもあるのです。



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2017/06/19

松女生 必見! 先輩からのメッセージ

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松女生必見

 「後輩へ 先輩が語る松女生への熱いメッセージ

 617日、長きにわたった教育実習がおわりました。久しぶりに異なった立場で松女生活を味わった実習生の皆さん、お疲れ様でした。卒業して、外に出てみて、初めてわかる松女の姿。皆さんにはどう映ったのでしょうか。また、立場を違えて見る松女生は、皆さんにとってどう感じたのでしょうか。

 教育実習を終え、安堵の気持ちを抱いている皆さんに聞いてみました。


【理科 I.M
 
私はOGとして、松女を誇りに思っています。特に「挨拶」は本当に素晴らしいと思います。実習中多くの生徒が笑顔で目を見て挨拶をしてくれました。ぜひ、これからも継続して欲しいと思います。

私は「松女生で良かった」と思っています。先生方は皆さんのことを真剣に考えて下さっている。クラスや部活では素敵な仲間達に囲まれている。とても恵まれた環境です。皆さんも気づく時がいつか来ると思います。一日一日を大切にしてくださいね!
【地歴 S.A】
  3週間ありがとうございました。教育実習として、松女に帰って来られたことはとても嬉しかったです。先生としての立場、懐かしかった生徒の立場どちらからも松女を見直すことができとても良い経験になりました。そして改めて、松女の卒業生で良かったなと思います。高校3年間は楽しいこと、苦しいこと色々あっての思い出です。是非、貴重な3年間を色々な意味で楽しんでみてください!
【数学 K.N】
  教育実習の3週間は短いもので、とても充実したものでした!松女の先生や生徒のみなさんは温かい人ばかりで感謝の気持ちでいっぱいです。教育実習という形で松女に戻って来てみなさんを見て松女の卒業生という事を誇りに思いました。生徒のみなさん、継続して努力するとそれはいつか必ずみなさんの力になります。そしていつも側で支えてくれている人がいる事を忘れずに充実した学校生活を送ってください!応援しています!
【書道 O.I
 教育実習生として松女に戻ってきて、大学生になって忘れてしまっていた何かを思い出しました。3週間、生徒たちと過ごす日々が楽しくもあり、葛藤もあり、毎日が濃く、終わりに近づくほど一日一日が貴重でした。

今の松女も、「松女生」としての良さが勿論ありますが、11人の個性がもっと輝く松女生であってほしいです。自分も貴重であり、周りも貴重な存在です。世界に1人しかいないお互いの存在を大事にしてください。時には自分の足りなさを感じることもあると思いますが、失敗は上手くできないことではなく諦めることだと思います。「できる時までやる」強い精神を持った、芯の強い松女生になってほしいです。今の自分を超えて、新しい自分を見つける松女ライフになりますように。

 【英語 E.A】
  実習生として母校に帰った自分が改めて思ったことは、仲間と切磋琢磨し、目標に向かって絶えず努力している素晴らしい松女生が沢山いるということです。
部活動に真剣に取り組んでいる人、進学に向けて勉強に打ち込んでいる人、何かに向かってひたむきに努力する姿はとても輝いて見えました。
高校時代は誰しも一度しか訪れません。何でもいい、何かひとつでも自分が「頑張れること」を見つけてみてください。悩み苦しんだ経験もきっとあなたを強くしてくれます。
 【国語 I.M】
 
教育実習を経て、松女が本当に素晴らしい学校だと改めて感じました。
この学校には、生徒の皆さんと先生方との間に1人ひとりの人間としての関係性が築かれていると思います。ただ授業をする人、受ける人、ではなく日常の中で起こる様々なことを一緒に解決できる信頼関係がありました。それはきっと、日々の挨拶であったり、部活動を通しての指導であったり、様々なことがきっかけだと思います。高校を卒業すると、自分の世界が広がり高校時代を懐かしむことも増えます。しかし、人と関係構築をする際の基本が、まさか高校にあったとは私自身ここに戻ってくるまで気がつきませんでした。人を思いやり、心を傾けるその姿勢はきっと松女生の誰もが持っているものです。今は気づけなくても、高校時代を振り返って素敵な思い出が沢山溢れてくるのであれば、それはやはり思いやりの溢れる人達で作られた学校だからだと、私は思います。今しかできないことは沢山あります。人としての大切な根本を、松女は養い、育ててくれます。先生方と先輩後輩、そして仲間を信じて、高校生活を楽しんで欲しいと思います。松女生として、恥じない自分でいることを心がければ、きっと凛として輝く女性に成長すると、今回の実習で感じました。

皆さんそれぞれの学校生活を楽しんでください。
【音楽 S.E】
  学校全体が挨拶で溢れていることや部活、クラスにはたくさんの仲間がいること、素敵な先生方がいらっしゃることなど松女生時代、私はこれが当たり前の環境だと思って過ごしていました。卒業してふと松女生時代の事を思い出すと「松女に戻りたいな」と思う事があり今回の教育実習でも「松女を卒業して良かった」と改めて実感しました。是非みなさんには今のこの環境を当たり前と思わず、たくさんのことに挑戦し、そして今よりも素敵な女性になって松女を卒業して欲しいです!応援しています!
【生物 S.M】
 3週間松山女子高校で実習をさせていただきありがとうございました。
在学中は先生方の授業をきいている立場でしたが、この度は授業をする立場をさせていただきました。3年前は何気なく受けていた授業。その中には、私達が理解しやすいようにたくさんの工夫があったのだと実感しました。 実習生として松女に来て、久々に聴いた校歌に私はとても感動しました。在校生の歌声が素晴らしいこととともに、在学時代の思い出が蘇ってきました。大学生活を通して、辛く落ち込む出来事があったとき、私を支えたのは松女で過ごした3年間の思い出です。部活動で仲間と心を合わせて努力した思い出や、学校行事などの思い出などは、私にとってかけがえのない宝物です。在学生のみなさんにはそんなかけがえのない日々1日1日を大切にし、勉強に部活に目の前に一つ一つを楽しんでほしいと思います。 
【保健体育 A.N】

 松女生の笑顔で挨拶の出来るところや素直なところは、卒業生として誇りです!勉強も部活も行事も遊びも‼︎すべてのことに全力で取り組んで、多くの経験をしてください!楽しいことだけではなく、壁にぶつかることもあると思います。みなさんの周りには素晴らしい先生方、優しい仲間がいます!その事を忘れず、全力でぶつかっていってください!そして高校生を存分に楽しんでください!






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2017/06/01

生徒総会 見聞~民主主義とは!~

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松女生徒総会 見聞  ~民主主義とは! 求められる社会へのコミットメント~

 とても厳粛な雰囲気の中で格調高い?松山女子高校生徒総会が開催された。1号議案の昨年度の活動報告から始まり、決算報告に今年度の活動計画、予算案等々。用意された議案が粛々と承認されていった。例年、生徒会役員の用意周到?な準備のもとで順調かつ円滑に進行し、比較的短時間で終了していたようである。

 すべての議案が終了したのち、各クラスから出された要望についての審議が行われた。いくつかの質問が聞かれたものの、大筋において学校側からの回答報告に終始していたように感じた。

今回、初めて松女の生徒総会に参加して感じたことを率直に伝えたい。

そもそも学校の主体は君たち生徒諸君である。教師と生徒、学校と生徒といった特別な関係性に臆することなく、松女を「善くする」ために生徒は何が必要なのか。何をしなければならないのか。一方で、教師には何をしてほしいのか。何が足らないのか等々。我々、教師とともに素晴らしい「松女」をつくりあげていくことにもっともっと主体的にかかわってもいいのではないだろうか。

生徒諸君がより良い充実した学校生活を送るためには、松女生一人ひとりが学校そのものによりコミットすることが大切である。「コミットする」とは「関与する、関わる」という意味で、あくまでも個々人が主体となって積極的に関わることを意味するものだ。たとえば、学校行事などにおいては主体的に関与すればするほど、「自分としてはこうやりたい、こうしたい」といった気持ちが自然と湧いてくる。こうしたコミットメントがない状態とは、意見も言わないが、言われたことは言われたとおりにやる。あまり関わらない、要するに「どうでもいい」状態なのであろう。

今回、生徒総会に出席して一番感じたのは、粛々と会を進行させる手際の良さ。その一方に感じる松女生の学校へのコミットメントのあり方である。君たちは、本当に謙虚で純粋で素晴らしい。でも、時には、自分の考えや意見を他人を圧倒してでも主張する時があってもいいものだ。今後、生徒諸君の学校へのコミットメントが高まれば高まるほど、学校に対する自身の考えが沸き起こってくることだろう。

学校における生徒総会は、民主政治の第一歩ともいわれる。日、世界中のほとんどの国が、政治の体制や、政治制度に民主主義のシステムを採用している。しかし、他の政治制度がそうであるように、民主主義という制度が万能であるわけでは決してない。今から、2500年以上も前の古代ギリシアで始まったといわれる民主政治は、同時代の哲学者アリストテレスの「政治学」において公共に有益なものを目標とするものではなく、誤った逸脱的国制として酷評され、この世から姿を消した。

民主主義の中からナチスの政権が生まれたように、どの民主主義国家であれ、その体制が破綻に陥る可能性は常にある。ナチス政権の誕生は極端な例だとしても、今日の多くの民主主義国家が抱える問題はたくさんあるのだ。

日本では18歳は「社会・経済的に独立した主体として位置付けられる」として選挙権年齢を「18歳以上」に引き下げた。高校生でありながら選挙権を保有することとなる。

学校にコミットする。社会にコミットする。日本にコミットする。こうした主体的な関与があって初めて生徒、市民、国民としてのアイデンティティーが醸成され、責任と義務の自覚が生まれるものだ。

来たるべき主権者として、まずは松女に対する義務と責任を請け負った主体的存在としてのコミットメントを高めていこう。素晴らしい、善き松女のためには松女生としての君たちのパワーをもっともっと発揮してほしい。


 


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