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埼玉県立松山女子高等学校

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松女生へのメッセージ

松女生に告ぐ
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2018/10/16

先輩から後輩へ~後期教育実習修了~

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松山女子高等学校の皆様へ

女子栄養大学 4年 AMさん

 松山女子高等学校の皆様、3週間本当にお世話になりました。

 松山女子高等学校を卒業して約4年。卒業生として誇らしく思う事が沢山ありました。1番感動とたことは、4年前と変わらず挨拶がしっかりできるという事です。皆さんにとっては当たり前のことで、「何で褒められるのだろう?」と不思議に思う人もいるかもしれません。しかし高校を卒業し、大学生になり、様々な人と出会いましたが、挨拶ができない人は沢山いました。初めて会う人には、最初の挨拶でその人の印象が決まります。相手に好印象を持ってもらうためには、笑顔で、相手の顔をしっかり見て、明るい挨拶をする必要があります。しかし、松山女子高等学校の生徒の皆さんは、すでに相手に好印象を持って貰える挨拶が出来ています。駅ですれ違っときでも、私の顔をしっかり見て、立ち止まって、笑顔で挨拶をしてくれました。その皆さんの挨拶で、私は「今日も1日頑張ろう。」という元気を貰っていました。ありがとうございます。この事は皆さんがこれから生きて行く上でとても大切なことです。卒業後も続けてくださいね。

 私は今回の実習で保健を担当しました。保健は受験科目ではないため、あまりやる気が感じられない人もいるかもしれません。しかし保健は、皆さんが現在、そして将来にわたって健康でいるために、自分と向き合い、考えていく大切な授業です。皆さんはこれから社会に出て、様々な経験をし、選択を迫られ、悩みやストレスを抱えることがあると思います。そのとき、どのようにストレスを対処するかが皆さんの健康に関わってきます。何かストレスがあるとき、周りの人に心配をかけることが嫌で、一人で対処しようと頑張る人もいると思います。一人で頑張ろうとするその姿はとても素晴らしいです。しかし、一人で対処するには限界があることもあります。そのような時は、一度立ち止まって周りを見てください。皆さんの周りには、皆さんのことが大切で、助けてあげたいと思っている家族や友人、上司が必ずいます。時にはそのような人に甘えてください。周りの人に相談することで、新たに見えてくる光が沢山あります。このようなストレスへの対処も保健では学びます。皆さんの健康を保持増進させるために学んでいく保健を、自分事として生徒の皆さんに考えてもらうために、教材研究や事前準備をしっかり行ったつもりで授業に挑みました。しかし実際は、分かりやすく伝えようと教えすぎてしまい、生徒の考える時間を削ってしまっていました。今後はもっと生徒の思考力や想像力を刺激する発問や活動を行う授業づくりをしていきたいと思います。

 私は実習が終了した後も、体育祭に参加させて頂きました。皆さんの一生懸命に頑張る姿はキラキラ輝いていて、特に最後の30人リレーでは、30人リレーに参加しない人も、走る前や走り終わった人も、皆が走っている人を応援していて、その姿にとても感動して、泣きそうでした。皆さんには人の心を動かすパワーがあります。これからも何事にも一生懸命に取り組んでくださいね。

 最後に私から皆さんに伝えたいことが1つあります。それは「人との出会いを大切にしてほしい。」ということです。私は今、養護教諭を目指して大学で勉強をしています。養護教諭を目指すキッカケになったことは2つあります1目は、中学生の時の養護教諭です。中学時代の私は、何か悩みや不安な事があっても誰にも相談できず、いつもと変わらず明るく振舞っていました。しかしそんな私の異変に気付いたのは、友人でもなく、家族でもなく、養護教諭でした。その時の養護教諭の対応のおかげで、私は自分の悩みを相談する事ができ、前を向く事ができました。この事がキッカケで、養護教諭という職に憧れを持つようになりました。

 2つ目は、高校時代の部活の友人です。私は友人の相談にのることが多く、よく話を聞いていました。そのような部活生活が続き、引退する時、よく話を聞いていた友人から「増田のおかげで、最後まで諦めずに続けることができたよ。ありがとう。」と言ってもらえました。その時に、特別私に何か出来るか分からないけれど、悩みや不安を抱える子の助けになりたいと思い、元々憧れていた養護教諭になりたいと強く考えました

 皆さんの中には、まだこれからやりたいことが決まっていない人が沢山いると思います。しかし、焦って決める必要は全くありません。日々過ごしていく中で、私みたいに、自分の運命を決める出来事が起こるかもしれません。そのキッカケを作ってくれる人は、これから出会う新しい人かもしれないし、すでに出会っている友人や先生方かもしれません。いつ、皆さんの運命が決まるかは分かりません。分からないからこそ、人との出会いを大切に、今を精一杯生きてください。また、高校生活3年間はあっという間に過ぎてしまいます。この3年間で私は、一緒にいるだけで楽しくて、私がいけない時はしっかり叱ってくれる、一生の友人をつくることができました。私の中で友人の存在はとても大きく、このような友人と出会うことができた高校生活に感謝しています。二度はない高校生活を充実したものにし、皆さんが将来に向かって歩き出せる事を応援しています。

 実習を通して、「養護教諭になりたい。」という気持ちをより強くする事が出来ました。今回の学びを、養護教諭になった際に活かしていきたいと思います。

 皆さんのことが知りたくて、沢山話しかけてしまう私に笑顔で応えてくれて生徒の皆さん、そして多くのご指導をくださった先生方、本当にありがとうございました。


 


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2018/09/06

2学期始業式 ~具体化する力~

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 平成30年度 2学期始業式

「具体化する力」

 みなさん、おはようございます。長いと思っていた夏休みもあっという間に終わり、いよいよ2学期が始まります。そして、何より本日ここに元気な君たちとともに2学期を迎えられることを心より嬉しく思っています。

 夏休みはいかがでしたか。部活動では大会やコンクールに合宿、練習試合。勉強では補習に学習合宿等々充実した夏休みを過ごしたのではないでしょうか。

 さて、振り返ればこの夏休み中にもいろいろなことがあったかと思います。

 陸上の北川さんはインターハイに出場、長野で開かれた全国総文祭には、筝曲部、書道部、文芸部が出場しました。また、音楽部は県合唱コンクールで県知事賞を受賞するなど、この夏休み中にも松女生の活躍が多くみられました。

 しかし、何と言ってもこの夏の注目度でいえば、今年の100回記念の夏の甲子園ではないでしょうか。この記念大会は、大阪桐蔭高校が史上初の2度目の春夏連覇で幕を閉じたのですが、同大会で特に注目を集めたのが、準優勝を飾った秋田県立金足農業高校です。

 公立の農業高校、レギュラー全員が秋田県内の中学の出身という「地産地消ナイン」。絶対エースが一人で投げ抜き、攻撃ではスクイズや送りバントで得点を狙う。高校野球ファンならずとも、懐かしき昭和の香りを感じたのか、甲子園滞在費などへの寄付金も全国から約2億円近く集まるなど日本中の注目を浴びていました。

 そして、決勝では全国12都道府県からの選りすぐりのエリート軍団を擁する絶対王者の大阪桐蔭と昭和を彷彿させるも古の雑草軍団金足農業との好対照な闘いが、話題性をより一層高めることになり、試合後は優勝した大阪桐蔭以上にマスコミの注目度は高まっていました。

 それでは、今では珍しいこうした公立高校がなぜ甲子園で大躍進を遂げることができたのだろう。いろいろな分析や考えがあるかと思いますが、私は理由は二つあると思っています。

 一つ目は、「具体化する力」です。秋田県では2011年より、「高校野球強化プロジェクト」が行なわれていました。甲子園優勝監督やスポーツ医科学に精通した専門家らを中心にさまざまな取り組みを行なっていたのです。その一つがこの具体化する力をつけることでした。

 要は、今まで漠然としていた「甲子園で勝つ」という曖昧な部分を、経験に裏打ちされた “はっきりとしたイメージ” として共有することで、どこか遠く感じていた目標を具体的にしたということです。

 一つには、大会までの準備や心構え、そして日常生活の過ごし方に至るまでを綴ったマニュアルを作成して徹底した“意識付け”を行い、 もう一方で、勝ちパターン意識を徹底する。それにより、具体的な練習方法を決定する。金足農業の場合は、失点を抑え、確実に1点を重ねる展開に持ち込む。そのために徹底的なバント練習で、一発での成功を求める「1本バント」を徹底したのです。これこそが、金足農業の “勝ちパターン” だったのです。

 二つ目は、いろいろな機会で君たちに伝えている「やり抜く力」です。「やり続けるメンタリティ」」と言った方がいいかもしれませんが、いくら目標を具体化してやるべきことを明確にしても、その勝ちパターンを習得するために黙々とそして延々と続く過酷な日々の練習を続けなければなりません。そこで必要な力が、「やり抜く力」で、これはアメリカでも注目されているいわゆる「グリッド」と言われているメンタリティです。日本風に簡単に言ってしまうと「根性」でしょうか。

 金足農業の場合、これを可能とさせたのが、金足野球を支える理不尽ともいえる?部則に育まれたメンタリティだったかもしれません。金足野球部が大切にしているのはとにかく「声を出すこと」だそうで、あの校歌の全力熱唱はまさにその象徴なのでしょう。

 そしてこれは私の持論ですが、私はこうした「やり抜く力」及び「やり続けるメンタリティ」というものは、経験の積み重ねに基づく行動特性であると考えています。意識づけることによって可能となるものでなく、逆に意識を度外視することによって可能となることであるということです。

 そのため、こうしたメンタリティを身につけるためにはいろいろなアプローチが可能だと思っています。金足野球部の場合は、「声を出す」という決まりだったかもしれない。別のアプローチでいえば、イチロー選手の「ルーティーン」もその一つ。女子校の進学校などで見られる「礼法」もその一例としてあげられるのではないでしょうか。

 礼法の授業ではお辞儀の仕方や日常の所作、道徳授業や朝礼時には、毎回「人間たるや」「良き振る舞いとは」といった徹底ぶり。まるで「刷り込み」のようですが、礼を尽くし、自らの形を整えることで、真理の前に謙虚であること、学ぶことで自らを高めてゆこうとする志、「学び」の心が育まれていくとし、「礼」をもって「学び」の力を高めているといえるでしょう。

 いかがですか。金足農業の躍進は、単なる偶然ではありません。目標を具体化することで自らの勝ちパターンを可視化し、日常の過酷な練習で「やり続けるメンタリティ」を身につけ、やり抜いたことが彼らの大躍進の理由だったのです。

 2学期は、進路や部活動など学校生活全般においてとても重要な学期です。

 君たちの「学び」のゴールはどこですか。君たちの部活動のゴールはどこですか。君たちは自身の3年後を具体的な未来予想図として描くことができますか。2学期は一年を通して最も長い学期です。この過ごし方が今後の君たちの将来の命運を左右するといっても過言ではありません。漠然とした目標を具体化してやるべきことを黙々とやり続けましょう。ただ漠然と日々を過ごすことだけはNGです。頑張りましょう。


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2018/07/20

1学期 終業式 ~真の勝者とは~

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「勝つ」ことの意味 ~真の「勝者」とは~

  みなさん、おはようございます。早いものであっという間にもう1学期がこうして終了します。自身を振り顔ってみて、1学期はどうでしたか。

 1年生は、あっという間の1学期。松女生としての自覚と責任を感じつつ立派な松女生としての品格が出てきましたか。

 2年生は、部活動などで代替わり。中心学年としての自覚と責任のもと「やってやろう」という意気込みが必要です。

 3年生。多くの人は部活動も引退、進路に向けて本気になって取り組んでいるというところでしょうか。

 こうした1学期を振り返ると、運動部に関して言えば、結団式を終え各部が最後のインターハイに向けての戦いが繰り広げられました。そこには、強大な相手に果敢に挑んでいく姿や気迫のこもった一つ一つのプレーに飽くなき勝利をめざす、高校生活最後の意地と執念を見ることができました。

 そこで、今日は「勝つ」ことの意味・価値、そして「本当の勝者とは」について君たちに問いかけたい。

 最近、この「勝つ」ということについていろいろ考えさせられたことがありました。皆さんも知っている通り、日大アメフト部のタックル問題。行き過ぎた勝利至上主義の考え方が、学生の人間性やスポーツの持っているフェアな精神を歪めてしまった。アンフェアーなプレーは論外です。そこまでして勝って何の意味があるのでしょうか。何のために勝とうとしているのか。勝つことの意味が分かっていないと言えるでしょう。

 これを機に、部活動などの学生スポーツで「勝つ」ということが何か罪悪感をもって報じられるような社会的風潮も見られたのが個人的には残念でなりません。

 次に、サッカーワールドカップ。大会前、最も期待されない日本代表と揶揄された日本代表が初戦のコロンビアに勝利してグループ予選を突破すると、「大迫半端ない」などと代表チームを絶賛する。こうした日本のサポーターやマスコミの対応は、「手のひら返し」と言われるほど節操のないものだったのかもしれない。しかし、「勝つ」ことにより多くの人たちが喜ぶ姿を見て「勝つ」ということの意味を深く考えさせられたことでもあった。

 元々「勝つこと」は我々人間にとって根源的な欲求である。子どもも大人も勝負となったら誰だって勝ちたい。勝ったらうれしいし、負けたら悔しい。しかし、「勝つ」ことにはもっと尊い価値もある。自身の成長のモチベーションであったり、周りの人たちに感動や夢、そして勇気を与えてくれる価値である。

 フランスの優勝パレードに30万人を超える国民がシャンゼリゼ通りを埋め尽くしていた。「勝つ」こと、ワールドカップの勝利が、多くのフランス人に夢と感動、そして勇気とを与えるとともに、様々な出自から構成されているフランスという国の国民の統合を象徴しているかのような価値を持っていたようにも見えた。

 我々は「何のために勝つのか」。ラグビー日本代表のキャプテンを務めた広瀬選手は「大義を実現するため」とその著書の中で言っている。また、その大義とは「日本のラグビーファンを幸せにできる喜び」「新しい歴史を築いていく楽しさ」と記している。つまり、目先の勝ち負けのために勝つのではないんです。

 そして、君たちに問いかけたい。

 このように、「勝ち」にいくことは、目先の結果での勝ちにこだわるのでなく、もっと先にあるもの。究極的には自分との闘い。今の自分以上の自分に挑戦して「自分に勝った者」こそが本当の意味での勝者であろう。

 君たちは自ら自身に限界線を引いていないですか。「このくらいでいいや」とかなどといって、自身の成長に歯止めをかけていませんか。君たちの持っている高い規律性や謙虚、誠実といったポテンシャルからすれば、もっともっと本気になれば、さらに成長できるものと信じています。

 負けることを恐れて安易に目の前の勝利だけに執着していないですか。勝負をかけて勝ちに行くことは、別の言い方をすれば、積極的に負けに行くことも辞さない覚悟が必要です。しかし、その覚悟こそがその人を成長させるのです。負けない勝負ばかりで、人は成長できますか。

  「このくらいでいいや」は今後松女生としてはNGにしましょう。

 過日の国際理解教育講演会で、南アフリカ元大統領でノーベル平和賞を受賞したマンデラ氏の言葉が君たちへのメッセージとして紹介された。

 「決してあきらめない夢を持つものが勝者である」。君たちが、松女3年間を通じて真の勝者となるためには、まさに君たちの未来予想図にかかっているのです。

 最後に、松女生諸君へ。 これから、長い夏休みを迎えます。

 2学期に、より成長した君たちに会えることを楽しみにしています。体調管理や交通事故等々。十分に気をつけて充実した夏休みを過ごすことができるよう願っています。

 


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2018/06/21

「後輩へ…」 先輩からのメッセージ

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 「後輩へ・・・・」  先輩からのメッセージ
 
 今年も教育実習生としてたくさんの先輩方が松女にやってきました。2週間から3週間にわたる教育実習大変お疲れ様でした。そこで、恒例になりましたが実習期間において先輩として、教育実習生として今の松女生に感じたことや思いをメッセージとしていただきましたので紹介いたします。

〈松山女子高等学校のみなさんへ〉

英語科教育実習生 SKさん

3週間、ありがとうございました。

3週間を通して色々なことを感じた私から、皆さんにお伝えしたいことがあります。まず1つ目は「皆さんはとても偉い!」ということです。皆さんは当たり前のように挨拶をしますね。先生や先輩に言われたから始めたことなのかもしれませんが、今では先生や外部の方が見たら自然と挨拶をしているのではないでしょうか?私が通っていた約10年前ではここまで挨拶は徹底されていなかったと思います。先生や皆からしたら当然のことで褒められるまでもないのでしょうが、1年間アメリカの高校で過ごして約10年前に卒業し、卒業後も点々と国内外を行ったり来たりし、今海外に住んでいる私からしたらカルチャーショックのような気持ちで、松女生の礼儀正しさに感動すら致しました。

挨拶だけではありません。集会では綺麗に列を作って並ぶ、授業中は前を向いて、静かに先生の話を聞く、職員室ではしっかりと名前と要件を入ってから入室する、帰りのSHRの後では皆で掃除をする。当たり前のことかもしれませんが、世の中には言われてもそれができていない生徒が沢山います。大人でもいます。社会に出て最初の数年間は誰かが指導してくれるかもしれませんが、その期間を過ぎると間違ったことをしていても誰も教えてくれません。普段の生活の中で、失礼な大人だな、と思ったことはありませんか?そのように、そのまま間違ったマナーで過ごしてしまう大人がいるのです。恥ずかしながら私も今、日本人らしい正しい礼儀作法ができているかと聞かれていると、100%の自信を持ってできるとは言い難く、皆さんが挨拶や言葉遣い等先生方に指導されているのを見る度、私も一緒に怒られているような気がしてドキドキしていました。大人になってから今の松女に通うことは、自分の普段の振る舞いを反省する良いきっかけでもありました。卒業してからの10年でここまで松女生が礼儀正しく、品行方正になっているとは思いもせず、今「私は松女卒業です!」というと、しっかり礼儀もできるのね、と思われているのかもしれないと思うと、とても誇りに思うと同時に、少し緊張もします。

そういった礼儀作法が当たり前のようにできている、身についている皆さんは本当に素晴らしいです。ちなみに外国の同僚に皆さんの日々の様子を伝えたら「すごい・・・・信じられない・・・素晴らしい」と口々に言っていました。繰り返しになりますが、このような皆さんの礼儀正しい一連の言動は「言われたから」している生徒さんも多いかもしれませんね。それでも私は良いと思います。それが段々と自分の体に染みついて、自分の習慣として吸収されているのですから、当たり前のことを当たり前にできない大人もいる中、そういったことがしっかりできている皆さんは自分達を誇りに思うべきです。

これから大学にいく人も働く人もいろいろだと思いますが、高校生の時点でここまでしっかり礼儀作法ができていることは今後の皆さんの将来に必ず役立ちます。先ほど少し触れましたが、多くの日本の企業では、社会人1年目にそのようなマナー指導が行われます。社会に出てからそのような指導を受け、言われた道理に動くのは難しいですが、高校の時にある程度身についていれば苦労は少ないと思います。今は難しいかもしれませんが、日々厳しく指導してくださる先生に感謝する日がやってくるでしょう。先生方は見えないところで、皆さんが礼儀正しく素晴らしい学生だね、素敵だねと言ってもらえるように、日々皆さんの為にどうしたらよいか考えています。先生方が言うことに厳しいなと思う時もあるかもしれませんが、いつか必ず将来に役立つので、自分の為だと思ってしっかり指導を受けてください。頑張ってね!

この3週間、色々な話を聞かせてもらいました。皆さんは様々な夢、悩みや葛藤を抱えながら毎日松女に通っていますね。部活に勉強に恋?にそれぞれ色々な思いを抱えながら日々過ごしているようです。私が高校生の時はとにかく目の前のことに必死で、毎日の小テストの為に勉強しないといけないし、読みたい漫画やテレビも観て、好きな洋楽アーティストのプロモーションビデオを見ないといけないし・・・と何だか楽しく忙しい日々を送っていて、あまり悩んだりはしませんでした。悩むというのは現状をどうにかしたいという気持ちがあるからだと思います。そういう気持ちを持てている皆さんは偉いです。

皆がみんな夢や悩みを抱えているわけではなく、とりあえず、なんとなく学校に来ている生徒さんもいるかもしれませんね。でも、よくみるとそうではない自分に気が付くはずです。他の教科より体育の授業が楽しみな自分、部活が楽しい自分、英語は苦手だけと数学の授業はすこしラクに感じる自分、休み時間は静かに過ごすのが好きな自分、と人と違う自分の自分らしい一面があることに気が付くはずです。高校生は色々な将来の選択肢を迫られる時期です。その時の選択肢に困ったら、普段どんなことをしていることが好きか、ラクに感じるかそういった普段の言動にヒントは隠れています。日々、そのヒントを探しながら過ごしてみてください。

とにかく私が言いたいのは、それで良いということです。皆さんの言動一つ一つに未来につながる何かの種が埋まっています。その種を大事に育ててください。私の場合、先程好きな洋楽のアーティストの話をしましたね。その高校生の頃の趣味がきっかけで英語に興味を持ち、外国にも関心を持ち、ついに日本を飛び立ってしまいました。

今後の人生において、なんでこんなことに悩んでいるのだろうと思うことも多いかもしれません。しかし、そうやって悩んだこと自体が自分の為になっているのです。悩んで乗り越えると新しい考え方や新しい自分に出会えるでしょう。人生の選択肢に正解はありません。私は日本にずっと居たらもしかしたら結婚して子供がいたかもしれません。私の周りは皆結婚して、子供も何人もいます。その人生を歩んでいた方が今よりずっと幸せだったかもしれない、でもそしたら今くらい明るい性格にはならなかったかもしれないし、海外で客室乗務員をするなんて選択はしなかったことでしょう。自分がその時選んだ方が「正解の道」だと思って進んでください。なんでそんなに元気で明るいのですか?辛いときはないのですか?と聞いてきた学生がいました。もちろん未だに失敗ばかりで悩むことはあります。でも、その経験も次に繋がると無理矢理にでも自分を励まし、常にこの道が正しいと自分を鼓舞してきたから元気にやってこられたのだと思います。

私からすると、その悩んでいる姿すらキラキラしていて、将来の可能性に溢れた皆さんがとにかく眩しいです。どうしても答えが出ないときは、友達に、家族に、先生にと周りの人に話してみてください。あまり良い答えをもらえなかったらまた違う友達に、先生にと、とにかく相談することも大事だと思います。私は嫌な事はすぐ人に「聞いて!」と愚痴をこぼしちゃいます。不思議なもので、人に言うとすっきりするものです。すると、周りも同じようなことで悩んでいたと気が付くこともあります。良いことももちろんすぐ人に言います。秒です。そうすると嬉しくなってハッピーな気持ちになりますよね。人を励ますようなメッセージがある音楽や映画も鑑賞して自分を元気づけたこともありました。そういう風にして、自分を元気にしていって過ごしてください。

そんな風に自分を励まして過ごしていたら周りにはお前には無理だ、と言われたけれど、案外やってみたら上手くいくという出来事が沢山ありました。今の客室乗務員という仕事もそうです。私は自分を信じて、大丈夫だと思っていましたが、周りの人の中には、私の好奇心旺盛で元気な性格を見て、その仕事は私に向いてないという人も少なからずいました。しかし、今まで国内外の航空会社二つ受けましたがどちらも一発合格、気が付くと今の会社でもう5年も経っていました。周りの意見を聞くことは大切です。しかし、何かに対して少しでもやりたいな、という気持ちがあるなら周りが反対しても説得して、失敗を恐れずとりあえず挑戦していって欲しいなと思います。私の次の夢は先生になることです。これから先生に挑戦するなんて無理だよ、という人もいますが、それでも私は自分を信じて挑戦し続けて、最終的には立派な先生になりたいと思います。

最後になりましたが、改めて3週間本当にありがとうございました。みんなのことが知りたくてつい暇さえあれば話しかけてしまう私に嫌な顔一つせず、明るく笑顔で答えてくださってとても嬉しかったです。温かく迎えてくれてありがとう。皆さんが素敵な人生を送れますように、心から願っております。Keep on dreaming!

〈松女生へのメッセージ〉

体育科教育実習生 EH さん

松山女子高等学校のみなさま、3週間という短い時間でしたがありがとうござました。

松山女子高等学校の生徒は、すれ違うたびにきちんと目を合わせてあいさつをしてくれます。これは私の高校時代と変わりません。あいさつによって、「今日も1日頑張ろう」と思え、朝から元気が出てきます。これからもそのあいさつは、変わらないでほしいです。

私は保健体育を担当いたしました。保健体育は、高校生の生徒たちにはまだ、なじみのないことがほとんどです。その中で私は、どのように興味を引き付けるかを考え、研究授業を行いました。研究授業ではない授業では、50分では終わらなかったりかなりつまらない授業をしたりしていました。研究授業では、それがうまくいったに過ぎないと考えました。私には、圧倒的に知識が足りません。「10割調べて、3割教える」と大学から言われたことがあります。今回の授業では、10割調べて9割教えました。これが悪いと考えてはいません。しかし、9割教えては、松女生が考えて授業を受けることが減ってしまうと考えました。私がもっと多くの知識を持っていれば、知識を選択しながら生徒たちを考えさせることもできたのかなと少し後悔しています。また、全員自信をもって名前を呼ぶことができなかったので、そこも少し後悔しています。それでも、研究授業後に多くの先生から指導をもらう中、「いい生徒だね」「明るいクラスだね」と私ではなく、クラスの生徒を褒められたのは一番嬉しかったです。

教育実習最終日、クラスの生徒から色紙をもらいました。そこには、「素敵な先生になれるように頑張ってください」「とても楽しくて面白い先生でした」と嬉しい言葉を残してくれました。その中で、私が印象に残った言葉は、「体育があまり得意ではなかったけど、先生の考える体育はとても楽しくて、体育が少し好きになりました」です。それがとても嬉しかったです。少しでも生徒が楽しく動いて体力を高める運動がしたいと思って考えた授業でした。その授業が少しでも生徒に伝わったと考えると嬉しいです。私も体育や身体を動かすことは好きですが、得意か聞かれたら得意ではありません。苦手な種目もあります。運動や体育が苦手な生徒にどのような授業を考えるか、楽しいと思ってもらえるためにはどうすればいいのか考えました。その結果、授業が終わるごとに「楽しかった」と言われたり、色紙で「好きになった」と言われたりすると、考えてよかったと思い、教師になりたい気持ちが強くなりました。

私は、高校3年間で将来の夢である「教師」を強く考えました。高校は、自分の目標や夢を見つける1つの場所でした。進路を決めるまでの学校生活で、何が興味あって何が好きか考えて進路を考えてほしいと生徒に伝えました。小さなことでもいい、もしかしたら見つからないかもしれない、それでも見つけようとしてほしいと言いました。自分が考える未来へ進んでほしいです。

私には、小さなころから好きなことわざがあります。それは、「千里の道も一歩から」です。「大きな事業でも着実に努力を重ねれば成功する」という意味です。どんなに大変なことでも成功するが、では努力とは何かと考えました。「努力」は「目標を成し遂げるために力を尽くすこと」です。つまり、目標がなければ努力はできないということであり、「千里の道も一歩から」という言葉も使えません。私は、松女生にこの「目標」「夢」を考えてもらいたいと思っています。「目標」があるのに「努力」をしない、「努力」をしても「目標」がない生徒になってほしくありません。その「目標」「夢」へは、まっすぐ簡単に行ける近道は存在しません。「目標」「夢」に行く途中、壁に当たるかもしれません。とても長い道かもしれません。そこであきらめてしまわないように、家族や友達、そして先生がいます。頼ることは、恥ずかしいことではなく、とても大きな一歩です。答えがわからないときは先生に相談して、もう一度自分で考えてみてもいいと思います。

例えば、「テストで1点でも点数を上げる」の目標に対して「休み時間を使って勉強する」の努力をします。そのようなことを考えてほしいです。高校生活はあっという間に過ぎてしまいます。小さなことでいいので、将来どうしたいのか「目標」や「夢」、考えてほしいです。そして、その「目標」「夢」に向かって努力を続けてほしいと思います。私も「夢」を叶えるために「努力」します。

3週間は、あっという間でもっといたいと思いました。私が話しかけて笑顔で答えてくれた生徒のみなさん、私が理解できていなくて何回も説明してくれた先生方、ありがとうございました。これで終わりではなく、スタートにして日々過ごしていきたいと思っています。

生徒のみなさん、松山女子高等学校は素晴らしい高校です。 悔いのないように過ごしてください。

〈松山女子高校在校生の皆さんへ〉

英語科教育実習生 MYさん

3週間ありがとうございました。三週間という期間は本当にあっという間で、もっと松女生の皆さんと学校生活を一緒に過ごしたかったという気持ちが本音です。

私のCEの授業を受けてくれた一年生の皆さん、英語表現の授業を受けてくれた二年生の皆さんそして授業は担当させて頂いておりませんが、積極的に挨拶をしてくれ、進路相談に来てくれた三年生の皆さん。本当にありがとうございました。私の授業では拙い説明でも真剣に聞いてくれ、積極的に質問も沢山してくれてとても嬉しかったです。私が皆さんに英語を教えるだけではなく、私自身も皆さんから沢山学ばせて頂きました。松女生の皆さんは疑問点を放置することなく、積極的に質問して自力で解決しようとする生徒が多いなと授業を通じて感じました。疑問点を見つけ出し、当たり前な事柄や常識を疑い積極的に質問するという能力は大学へ行っても、社会人になっても大切な能力だと私は考えています。ぜひ皆さんの良さをこれからも伸ばしていって下さいね。

私は英語を担当していましたが、授業を考える際いつも“英語が得意な子も苦手な子も英語を勉強することは楽しい”と思ってもらえる授業を目指していました。得意、不得意な教科は各々異なると思います。そこで一つ、私は皆さんに勉強へのモチベーションが高まる考え方を提案したいと思います。それは“目先の目標ばかり意識するのではなく、遠い未来を見据えて勉学に励む”という考え方です。目先の目標というのは、定期テストで○○点取ることや大学受験に合格することなどです。もちろん定期テストで良い点を取ることや大学受験で高得点を取るために勉強することは大切なことです。しかし、それではテストや受験で良い点数を取ることばかり意識して、それが教科を学ぶ最終目標になってしまいませんか?

そこで私は、“遠い未来を見据えて勉学に励むこと”を提案したいと思います。どういう意味なのかというと、英語であれば、“英語ができたら何ができるのだろう”と考えるという単純なことです。私は、大学二年生の時に、留学を経験しました。英語が少しでも理解できると、海外旅行が楽しくなるだけでなく、様々な国の人々と知り合え、自分には無い新たな価値観を知ることができ視野が広がると実感しました。また、私は大学での授業以外で、2020年の東京オリンピックを見据えて『外国人おもてなし語学ボランティア』という講座を受講したり、日本語を学ぶために日本に留学へ来た各国の大学生に、英語を使って日本語を教えたりするボランティア活動を行っています。私自身自分の英語学習へのモチベーションを高めるために常に“遠い未来を見据える”ことを意識しています。

松女生の皆さんがもし、勉強することの意義を見失いそうになったり、モチベーションが下がりそうになったりした時はぜひ遠い未来を見据えてみて下さい。きっと勉強が今以上に楽しくなるはずです。

そして、三年生の皆さんは部活動の最後の大会を控えながらも受験に向けて勉強しなければならず、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。私は、指定校推薦で第一志望の大学に入学しました。きっと指定校推薦やAO、公募など推薦方式で大学に入学することを考えている方も多いのではないかと思います。推薦方式の受験は早い時期に決まります。そのため気持ちに余裕が生まれてしまい勉強へのモチベーションが下がりそうになると思います。実際に私も安心してしまい、以前より勉強へのモチベーションが下がってしまった時期もあり今でも後悔しています。しかし、勉強を続けて無駄なことは一つもありません。一般受験の方々と最後まで一緒に勉強し続けることが重要だと私は考えます。

また、辛い受験を乗り越えたらとても楽しい大学生活が待っています。大学受験だけでなく、松女での最後の一年を大切に過ごしてくださいね。

最後に、本当に三週間ありがとうございました。私はこれからも松女生の皆さんを心から応援しています。

〈松山女子高等学校在学生の皆さんへ〉

書道科教育実習生 NKさん

実習が始まってからの三週間、時間が経つのが本当に早く、あっという間に終わってしまいました。終わってしまうことが寂しく思える、それは毎日笑顔で挨拶をしてくれた生徒の皆さんのお陰です。皆さんに出会うことができ、本当に嬉しかったです。

私は三週間、書道の授業を担当させていただきました。生徒の皆さんにとって「書道」は芸術の三科目の中から、選択しているから受ける授業なのであって、専門的に書道を学んでいる人は一人もいないと思います。私もその一人で、書道の授業どころか別の科目を選択していました。そんな皆さんにどんな授業を展開していけばいいのか、最後まで本当に悩みました。私は小さいころから習字教室に通い、松女でも書道部に所属していた為、頭で考えるというよりは感覚で書道を学んできました。感覚で捉えてきたものを理論的かつ具体的な言葉に変えることがとても難しかったです。拙い部分も沢山あったかとは思いますが、そんな私の授業を素直に一生懸命に受けてくれた書道選択者の皆さんには本当に感謝しています。ありがとう。書道に限らず、芸術の授業を受ける意味って何だろう、他の科目の方が将来に役立つじゃないか、と思っている人もいるかもしれません。ですが、いろんな表現が出来る芸術の授業を通して「いろんな考えがあっていい」「いろんな人がいていい」「いろんな夢を持っていい」と感じてほしいです。書道選択者の皆さん、グループ学習をしたこと覚えていますか?「書道」と聞くと一人で黙々と書く様子が思い浮かぶかもしれません。勿論、一人で集中して書くことも時には必要ですが、グループで一つの作品を鑑賞すること、相手の作品にコメントし合うことで、自分以外の考えを知るキッカケとなっていれば幸いです。

最後に生徒の皆さんへ「一生懸命は楽しい」という言葉を送りたいです。これは私が松女生の頃に感じたことで、今の座右の銘です。文武両道が一番好ましいですが、それって本当に難しいと思います。だから皆さんには、何か一つでも一生懸命に取り組めるもの・ことを高校三年間の中で見つけてほしいです。私はそれが「書道」でした。一生懸命になれることの素晴らしさを松女で経験してください。必ず皆さんの将来への力になるはずです。三週間、ありがとうございました。


松女生へのメッセージ

家庭科教育実習生 MSさん

3週間教育実習をさせていただきありがとうございました。私は今回、家庭科の教育実習生として実習をさせていただきました。しかし、高校生の時、家庭科は好きで得意な方ではありましたが、一番の得意科目は体育で、今の大学を受験するまでは体育大学に行きたいと思っていました。結果的に、その頃に一番学びたいと思っていたことではなく、全くと言っていいほど違う「服飾」の分野に進むことになりましたが、私は今この分野に進んで良かったと思っています。それは、今でも体育について学びたかったと思うこともありますが、自分があまり触れることのなかったことにたくさん触れて、新しいことがたくさんできるようになっていくのがとても楽しいと感じるからです。また、自分の知らない世界に進み、多くのことを学んだおかげで将来の選択肢が広がり、視野が広くなりました。あの時体育大学に行っていれば、全く違う人生を歩んでいたかもしれません。しかし、あの時この道を選んでいなければ、今の私は存在していないと思います。

私みたいな人はあまりいないかもしれませんが、人生は、些細なことでも簡単に変わってしまうものだと思います。あの時こうしていれば、こうだったらなどと思うこともあると思います。後悔をすることもあるかもしれません。それでも、その時の選択がなければ今はないと思うので、自分の選択に自信をもって、その時その状況を楽しんだ方がいいと思います。何でもかんでも好き勝手にやることが楽しいということではありませんが、人生楽しんだ者勝ちだと思っています。

私は、松女生だったころに松女の素晴らしいところだと思っていたこと、松女の卒業生として松女の素晴らしいところだと思うこと、教育実習の先生という立場になって気づいた松女の素晴らしいところ、誇りに思うことがたくさんあります。皆さん是非、松山女子高校に来たという自分の選択に自信をもって、まずは今、松女での高校生活を楽しんでください。


〈松女生へのメッセージ〉

数学科ASさん

教育実習中、教師そして松女のOGとしてのふたつの視点で皆さんを観てきました。数年ぶりに松女に帰ってきてまず思ったことは、私が松女生だった頃と変わってないなということです。廊下を歩けばたくさんの挨拶が聞こえてきてみんな素直で一生懸命で、校内全体が明るい雰囲気に包まれていてどこにいても居心地がいい学校。懐かしいなと思うと同時に松女の良き伝統として自然と受け継がれているのだなと感じました。

私から皆さんに一番伝えたいことは、行事・部活・勉強、全てに全力で取り組んで下さいということです。正直、全部頑張るってとても大変だし体力も精神力も相当使うと思います。他にやりたいこともいっぱいあるだろうし人間関係が上手くいかず学校自体が嫌になることもあるかもしれません。それでも諦めずに、妥協せずに責めの姿勢で挑んでいって下さい。それが出来る環境が松女にはあると思います。

一緒に頑張ってくれる、応援してくれる友達や先輩・後輩、先生方がみんなの周りにはたくさんいると思います。今与えられているチャンスをフルに活用して充実した3年間を過ごして下さい。卒業式の日に、松女を選んで良かったと心の底から思えるような高校生活を送れることを願っています!


松女生へのメッセージ

情報科教育実習生AOさん

2週間ありがとうございました。「挨拶」が本当によく出来る松女生に感動し、とても嬉しく思いました!2週間学校生活を共にさせて頂いて、私がみなさんに伝えたい事は「沢山失敗をして欲しい!」という事です。何かにチャレンジして失敗をした人、何もしないで失敗をしなかった人、その差いつか大きなものになると思います。今は恥ずかしい思いをしたくない。注意をされたくない。と思うことがあるかもしれません。しかしその失敗体験すらも経験や知識となり、今後の人生で自信に繋がると思います。私も今回の教育実習で様々な失敗をし、沢山の人に迷惑を掛けてしまいました。しかし、失敗をした事で「これがダメだったのか」「次はこうしよう!」と気付くことが出来、不安も徐々に楽しみに変わっていきました。失敗が成長をする機会に変わったと感じています。みなさんも、是非色々な事にチャレンジして欲しいと思います!授業や部活で自分の意見を積極的に話してみたり、今までやった事ないことに自分から取り組んでみたり。そうすることで他にはない「自分」というものに自信が持てると思います!学校生活楽しんでください!


松女生へのメッセージ

音楽科教育実習生 YMさん

2週間ありがとうございました。教育実習生として松女に帰ってこれたこと嬉しく思います。4年ぶりの松女は皆さんの素敵な笑顔と元気な挨拶で溢れていました。私は今回小学校で学習する曲を取り上げ授業を行いました。小学校で学習する曲の中には昔から歌い継がれ、これからも歌い継いでいきたい日本の曲がたくさんあります。今回授業をするにあたって日本音楽を通して音楽の楽しさを知ってもらいたい!という思いでやりました。何か新しい発見があった、楽しい授業だったと思ってもらえたなら幸いです。やらされてるという受け身で学ぶのではなく積極的に楽しく学ぶ!ということを、音楽に限らずどんな教科でもしてもらいたいです。

  松女には、皆さん一人ひとりのことを一番に考え真剣に向き合ってくれる先生方、たくさんの素敵な仲間がいます。そのことを忘れず、何事も全力で取り組み、全力で楽しんでください。そして「松女生でよかった!」と思って卒業してほしいです。応援しています。


松女生へのメッセージ

情報科教育実習生 MIさん

教育実習大変お世話になりました。

松女生は、受け手側が気持ちの良い挨拶をきちんとしてくれる所が本当にいい所だと思います!若さ溢れる笑顔で挨拶をして貰えたおかげで、今日も1日頑張ろう!という気持ちになれました!また、文化祭の準備をみんなで協力し、装飾を作ったり、話をしているのを見て主体性や協調性がある子達が多いと感じました。

大学へ入ると、今のように皆で協力して1つのものを作り上げたり、同じ仲間と目標に向かって頑張る機会は少なくなります。ですから、今いる仲間と今しか出来ない事に全力で取り組んで、残りの女子高生生活を謳歌し、より良い思い出を作って下さい!

何事も本気で取り組めば楽しい、もっとやりたい、と楽しさから生まれる向上心が出てくると思います。その向上心を松女生にはもっと感じていって貰いたいと思います!

頑張れ、松女生!!

 


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2018/04/10

先輩から受け継がれる高貴な理想

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式  辞

暖かい春の日差しを受け、希望の季節を迎える中、本日ここに、石川PTA会長 様、新 後援会長 様 坂本 同窓会長 様 をはじめ多くの御来賓の皆様と保護者の皆様のご臨席を賜り、平成三十年度 埼玉県立松山女子高等学校 第七十三回入学式を挙行できますことは、本校にとりまして、この上ない喜びと厚く御礼申し上げます。ただ今入学を許可いたしました三百二十二名の新入生の皆さん、難関の入試を突破した皆さんの努力に敬意を表し、在校生、教職員一同、皆さんを心から歓迎します。

 そしてこれまでずっとお子様を暖かく支えて来られた保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心よりのお祝いを申し上げます。

  さて、皆さんが入学する松山女子高校は、大正十五年に「埼玉県松山実科高等女学校」として開校し、今年で九十三年目を迎える県内屈指の伝統校です。松女生は、多くの諸先輩方から継承される歴史や文化の数々と長年にわたり築かれた良き伝統を受け継ぎ、「凜として輝く松女生」として活躍しています。

 昨年度、音楽部は全国大会で金賞を受賞し、書道部、筝曲部、文芸部は今年の全国大会出場を決めています。運動部では陸上部が関東大会、インターハイに出場し、空手道部は関東大会そしてカナダで開かれた国際大会に出場するなどそのステージを世界に広げて活躍しています。

 そして、何より清楚で美しい服装に象徴される松女生の姿は「凛とした空気に包まれる品格ある校風」を醸し出し、県内の高等学校の中においても気品と優美にあふれた女子校としてその名をとどろかせています。

 このように、今や松女は品格ある校風とともにその活躍が県内広くに広がり、伝統を踏まえた新たなイノベーションを遂げつつあります。松女生として受け継ぐべく価値と努力そして伝統を不易なものとし、社会で活躍する女性を育てるという新たな期待に応える時を迎えているのです。

 松女には、土曜授業や学習合宿、1年生を対象としたオリエンテーション合宿など学びのしかけがたくさんあります。そして、こうした学びの仕掛けに松女ならではのサポート力をもって君たちの成長を支えていきます。

 さらに、部活動や体育祭、文化祭といった学校行事、特別支援学校などとの異校種交流に加え、多くの地域交流に国際交流など人としての成長を促す仕掛けもたくさん用意しています。

 今ここに皆さんの精悍な表情、顔つきを見ていますと、新たな高校生活を迎える気概や思いがひしひしと伝わり頼もしい限りです。

 松山女子高校がこれからもその建学の精神を校是として受け継ぎ、その社会的責任を果たすためには、究極的には、君たち松女生一人ひとりの覚悟と心意気に頼るしかないのです。

 今日ここに、わが松女の伝統と歴史を再確認し、先輩から後輩へと受け継がれる高貴な理想と貴重な贈り物を受け継ぐ時が来たのです。

 この松女の未来を創りだしていくのは、紛れもなく今ここにいる君たちです。君たちには、今やらなければならないことを常に全力で、一所懸命頑張りぬいてもらいたい。そうすることにより、より進化した松女を創りだすとともに自らを成長させ、自身の未来を開くこととなるのです。 大きな夢や目標も、何事も小さな一歩から始まるものです。この松女での三年間に君たちの全精力を注ぎこんでください。決して自分に負荷をかけることや失敗をすることに臆病になってはいけません。自分の目標に向かって、転んでも転んでも常に前を向き、全力で本気になって歩みつづける勇気と覚悟を持ってください。これこそが「凛として輝く」松女生の真骨頂なのです。

 次に保護者の皆様方に申し上げます。学校では全職員が生徒一人ひとりと真摯に向き合い、お子様の高校生活での自己実現と将来に向けた進路実現に全力で取り組んでまいります。本校での教育に一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに松山女子高校の熱烈なサポーターとしてこれからも様々な側面より応援いただきますようお願い申し上げます。

結びに、本日ご臨席いただきましたご来賓の皆様方に重ねて御礼申し上げますとともに今後とも一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げまして、式辞といたします。

平成3049

                 埼玉県立松山女子高等学校長   榎本 克 哉


 


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2018/04/10

「本気でやれば、できないことはない」

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平成30年度1学期始業式   「本気でやれば、できないことはない」

 皆さん、あらためましておはようございます。 君たちの引き締まった表情や凛々しい姿を前にすると一段と身が引き締まります。君たちの新年度を迎える気概や思いがひしひしと伝わってきます。さすがです。
いよいよ、今日から松女の平成30年度、君たちにとっては新しい学年のスタートです。

 3年生にとってはこの一年は最後の高校生活、自分の将来を決める自己実現を果たす大切な1年。2年生にとっては高校生活で、最も実力を伸ばし発揮できる自己成長の年。この一年が君達にとって悔いのない意義ある1年となるよう願っています。

学年のスタートにあたり1つお願いがある。それは、君たちにワンランク上の自分を目指して「本気になってほしい」ということ。人生に一回や二回は 本気にならなければいけないときがある。それが人生を豊かにする。君たちは、今まさにその時を迎えている。
  「言われなくてもいつも本気だしているよ」と思う人も多くいるだろう。でも、よく振り返ってください。本当に本気になってやっていますか。「本気になる」とは、ある意味自分をさらけ出すこと出来ない自分、情けない自分、ダメな自分など、自身の嫌な部分と向き合わなければならないのです。
人の目を気にしてカッコつけたり、自分をよく見せようと虚勢を張ったりしていないですか。こうした陳腐な自尊心やプライドをもつ人(傷つくことを恐れ、常に自分をかわいがっている人)あるいは、甘い環境へ慣れ親しみ、今のままで大丈夫だと安心している人。こうした人たちは、「出来ない自分」をから常に逃げ回り、現状以上の努力はしないし必死にならない。また、現状以上の努力を回避するため、結果として今までの自分以上には決してなれないのです。

 それでは、本気になるとは、どういうことなのでしょう。結論から言うと自分を追い込むこと、自分に負荷をかけることです。
 ひとつ例をあげましょう。平昌五輪スケート代表の
高木美帆 選手。彼女は中学で五輪出場(バンクーバー) 、その後ソチ五輪は落選、そして平昌五輪では三つのメダルを獲得しました。五輪代表を逃した天才少女、神童と言われた彼女にオランダ人コーチのヨハン・デビッド氏は、「メダルを取りに行く意思を、自分で積極的に表現しないといけない」 と口を酸っぱくして言い続けたそうです。つまり、公言することで自分を追い込み、自分に負荷をかける。そうすることで、今の自分に対する危機感が生まれ、この危機感を克服するための力が本気モードを生んでいくという。高木選手もこれまで、決して練習をさぼっていたわけでなく、一生懸命やっていたはずである。しかし、メダルを獲得したのちに改めて振り返ってみると「今までは本気でメダルを取りに行っていなかった」「本気になりきれなかった」といっています。

 就活にせよ、受験勉強にせよ、会社員生活にせよ、今の自分に危機感がない人は、現状以上の努力はしない。今のままで大丈夫だと安心している限り、努力する必要を感じないから、必死にならない。普通に惰性で毎日を過ごし、いつの間にか先に努力している人にどんどん差をつけられていく。

 とても、辛いことだけど、これが大事なのです。私たちが本気になる、本気を出すには今の自分の現状や置かれている状況に対してある種の危機感を抱けるかどうかなのです。

 こうした自分への危機感を感じるためにも、君たちには何度も言うが、ある意味自分を追い込んで自分自身に負荷をかけてもらいたい。高木選手のように、目標を公言することでもかまわない。そうすることで、自分が「出来ないことがわかる」「わからないという自分が分かる」のである。

 今年は、今よりワンランク上の自分を目指して、自らを厳しい環境に置いてみましょう。時には背伸びをして自分の身の丈以上のものにチャレンジしてみよう。 「本気でやれば、できないことはない」 ユニクロを展開する「ファーストリテイリング」会長の柳井正さんは、言っている。 また、相田みつをさんの言葉に『なんでもいいからさ 本気でやってごらん本気でやればたのしいから 本気でやればつかれないから つかれても つかれがさわやかだから。』という言葉があります。本当なんでしょうか。君たちが本気になればわかることでしょう。

 それでは、新入生の手本として今ここにいる多くの仲間たちと力を合わせ、この一年本気になりましょう。

 


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2018/03/30

平成29年度 修了式 人としての成長とは

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 「人としての成長とは」 ~苦しさ 辛さの先に成長がある~
みなさん、おはようございます。

 早いもので今日をもって松山女子高校の平成29年度が終了します。君たちにとってこの一年はいかが? 今年度も、体育祭、文化祭、修学旅行等々の思い出でいっぱいの学校行事。関東大会、インターハイ、高校文化祭等々の部活動。観光大使など社会貢献活動としての地域イベントや行事への出演等々。君たちの活躍を目の当たりにする出来事が数多くありました。 昨日も多くの生徒たちの表彰が行われた。このステージでの表彰はのべで今年度だけでも200人をゆうに超えている。こうした表彰は、一人ひとりの努力の証であるが、ここにいる松女生の一人ひとりの応援と支えがあったからこそ、素晴らしい結果を生んでいる。そうした意味では、ここにいる松女生全員で共有すべき表彰なのである。こうした君たちの活躍や取組が、創立92年目を迎える松女の躍進につながっている。そんな様子が第三者の目からもはっきりと見えてきている。県教育委員会そして、県会議員さん、東松山市長さんをはじめ地域や卒業生などたくさんの方々から、松女生の活躍に対して非常に高い評価をいただいた。

 今年の入試では1.3倍の倍率を記録したことからも松女への評価の高まりを推し量ることができる。

 そうは言っても、「ピンとこない」し、そんなことは「関係ない」と思っている人もいるだろう。しかし、君たちの思いとは別に、好むと好まざるとにかかわらず君たちが松女生である限り、こうした社会からの目を向けられる。社会からの、そして世間一般からの目はそのハードルをより一層高くしていくことだろう。「さすが松女」と言われるか。「なんだ、松女はこんなもんか」といわれるか等々。

当たり前ですが、こうした勢いを一過性のもので終わらせてはいけない。創立100年に向けて、これからの松女はまさに「新たな期待に応える時代」を迎えているのではないでしょうか。その期待に応えるには、結局は君たち松女生一人ひとりの覚悟と心意気に頼るしかない。そこで、進級を迎え、松女の躍進をつかさどる君たちに実践してもらいたいことがある。 一年間君たちを見てきたが、君たちは本当に優しく、思いやりがあり、礼儀正しく謙虚で素直で…。こうした「凛とした」生徒像や雰囲気が、古風な女性らしさを彷彿させるとともに多くの高い評価をいただいた所以なのかもしれない。いずれにしても、我々から見て君たちは紛れもなく「良い子」であり、そのことに関して、誰も異を唱える人はいないでしょう。

 そこで、君たちへ。君たちは、蜷川幸雄さんを知っていますか? 蜷川さんは、文化勲章や海外での勲章受章など世界のニナガワとも言われるほどの偉大な演出家です。また、演技指導の厳しさでも知られ、「稽古中に灰皿を投げつける」など「スパルタ式指導」の厳しい演出家としても有名です。

 その一方で、若い役者たちを鍛えて磨く腕も素晴らしく、藤原竜也さんや小栗旬さんといった数々の著名な役者たちのルーツには“蜷川幸雄あり”ともいわれています。

 ここで、藤原竜也さんが弔辞で述べた蜷川さんから伝えられエピソードを紹介します。「俺のダメ出しで、お前に伝えたいことはほぼ言った。今はすべてわかろらなくても、いずれ理解できるときが来る。そしたら少しは楽になるだろう。アジアの小さな島国の俳優にはなるな。もっと苦しめ、泥水に顔突っ込んで、もがいて、本当にどうしようもなくなったときに手を上げろ。その手を必ず俺が引っ張ってやるから」と、このように、蜷川氏はつねに「世界の舞台」を意識していた。だからこそ、要求も高く、とにかく厳しかった。しかし、その厳しさの中に自分に対する期待と本当の慈愛を感じたとのこと。 また、小栗旬さんの弔辞では、「「千本ノック」と例えられた、延々と続く「ダメ出し」は、役者の心が折れそうになるけれど、最高の芝居を引き出すためのものだった。そうした、「蜷川劇団」には極めて大きな魅力があり、その一員であったことに大きな誇りを感じている。そして構成員一人ひとりの誇りに感謝が加わることで、蜷川氏の厳しい言葉、高い要求も「当然」のものとして受け容れることができた」と述べていました。

何が言いたいのかというと、人が成長し、育っていく過程においてどういう環境が適正なのか。そこに何が必要なのか。本当の優しさとは。また何が本当の思いやりなのか等々君たちに考えてほしいのです。  

 蜷川さんの厳しさはただ単にブラック劇団の象徴なのでしょうか。藤原竜也氏、小栗旬氏などの俳優を発掘し育て、感謝の気持ちを抱かせている、あの厳しい指導にこそ本当の他者を思う、役者を思う優しさや思いやり、そして大きな期待がそこにあるのではないでしょうか。

 得意でないことには無理をさせない。出来ないことにダメ出しをしない。良いところは常に褒められ、優しい言葉で常にいい気持ち。苦しく辛いときには、「いいよいいよ」といって救ってくれる。こうした良好で友好、かつ平和的な関係性の中で人はどれだけ成長できるのかと思いますか。残念ながら、いざここぞという時でも苦しくなったら「これでいいや」として、最後まで頑張りぬく力は育たないでしょう。自分自身のどこかに甘さを生むとその詰めの甘さが最後の最後、ここぞの勝負所で力を発揮できません。

 つまり、君たちがさらに成長をしていくために、自分自身にもっともっと負荷をかけていくことが必要だと思っています。苦しい時、辛い時に、「これでいいや」と思ってしまうか、「もう一歩頑張ろう」と思うかどうかが、人としての成長の分かれ目です。 君たちに問いかけたい。「頑張っている自分」に「このくらいでいいや」とどこか妥協している自分がいませんか。自分に負荷をかけることに臆病になっていませんか。厳しさや辛さ、苦しさから「苦手だから」「得意でないから」という理由で避けていてはいつまでも成長できません。
 それでも、どうしようもなく苦しさや辛さに耐えきれなくなりそうになった時の対処法を一つ教えます。これは、アンガーマネジメントのテクニックとして失敗にもめげず、スモール・ステップで目標(成功)に向かうための「心づくり」として提案されている「サクセスログ」、別称「成功体験メモ」「達成メモ」という方法です。長く不安な状態でいることは、焦燥感からイライラを引き起こしやすいもの。ですから心配事が多いときなどは、「できたこと」を積極的に書き出して「見える化」してみましょう。どんなに些細なことであっても、うまくいったこと、改善したことなどを書いていくことで、自己を肯定し、自信を持つことができる、というメリットがあります。また、社会心理学的にいうと「強い期待を抱かれた人ほど、その期待通りに物事を成就させていく」現象があります。つまり、厳しい環境におかれても、それが自分自身に対する期待感であると思うことで、成長が可能であり苦しさに辛さに耐えられることも可能なのです。
 最後に、4月には新入生が入学してきます。君たちにはこうした新入生のよき手本になってほしい。新入生は、上級生を見本とし、目標として行動する。新入生が立派に育つかどうかは上級生の姿勢や生活態度に大きく左右される。新入生は、入学後の緊張感の中で、上級生の威厳や少し大人びた雰囲気、そして部活での到底叶わないと思わしめる技量と権威を肌で感じ取りながら、高校生活をスタートし、松女生として育っていく。こうした繰り返しの中で、松女としての伝統が受け継がれ、自覚と責任を持った松女生が育ってきた。どうか彼らの立派な手本となってもらいたい。
  それでは、人としての成長は常に苦しさ、辛さの先にあるもの。そして人生はトライ&エラーの繰り返し。今ここにいる多くの仲間たちと失敗を恐れず、負荷をかけることから逃げることなく、ストイックなまでのハードワークを実践して、自身の大きな成長につなげていこう。

 



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2018/03/14

卒業式 式辞 「伝えたい二つのメッセージ」

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式 辞

 日増しに暖かさを増し、春の近づきを感じる季節になりました。

 本日、ここに県議会議員 松阪 嘉浩 様、東松山市長 森田光一様、東松山市教育委員会教育長 中村幸一 様 をはじめ本校PTA石川一明 会長 様、新 阿弥 後援会長 様 坂本祐子 同窓会長 様 など多くの御来賓の皆様と保護者の皆様のご臨席を賜り、このように盛大に 平成29年度 埼玉県立松山女子高等学校 第70回 卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、私ども職員一同にとりまして、この上ない喜びであり、心より感謝申し上げます。

  さて、ただ今卒業証書を授与された321名の卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。松女での3年間はいかがでしたでしょうか。大きな期待と夢をもってこの松女に入学して以来、今日まで過ごした3年間。皆さんの脳裏には多くの友人たちとのたくさんの思い出が鮮やかによみがえっていることでしょう。

 そこで、卒業を迎えた君たちへの餞として二つのメッセージを贈りたいと思います。

 一つは、「凛として輝く」松女生のつよみについてです。

 この「凛として輝く」という言葉は、当然松女生ならば誰でもが知っているでしょう。昭和5年の卒業式に当時の荒井三治校長が松女生のあるべき姿として「凛として善美に輝く」ことを卒業生に贈ったことから始まり、今もなお松女の伝統として継承されてきています。

 また、その式辞においては「凛として善美に輝く」松女生となるために「正しい道を歩むこと」とも述ています。この「正しい道を歩む」とは「正しい」身なり(服装や姿勢)で、「正しい」行動(礼儀や所作)をし、「正しい」心(謙虚や感謝)をもつことであり、こうした「正しい道の歩み」こそが松女の不易な校是として未来永劫に継承されるべき価値なのです。 

 君たちが日頃より心がけ、実践している、この松女に脈々と受け継がれている「凛として輝く」ニッポンの心。それは「ありがとう」という感謝の心。「すみません」という謙虚な姿勢。そして、他者を包み込む優しさと思いやり。これらは、まさに日本人の不易な精神性、Respect for othersに根付くものです。そして、こうしたリスペクトの精神が、松女の伝統として歴史を重ね、品格のある「凛とした」校風をつくりだしているのです。

 君たちは覚えているでしょうか。2016年12月に安倍首相はオバマ米国大統領と初めて真珠湾を訪問しました。その演説では「和解の力」と題し、Respect for othersに根付く、寛容の精神と和解の力が世界の分断と対立を救う決め手となるものであり、こうした「ニッポンの心」こそが日本人の強みであると全世界に向けて発信したのです

 君たちが松女生として受け継いできた「正しい道の歩み」は、このRespect for othersといった「ニッポンの心」に根ざし、「凛として輝く」という言葉によって見事君たちに体現されています。

 君たちには、わが松女の伝統と歴史を再確認し、先輩から後輩へと受け継がれてきている、こうした高貴な理想と貴重な贈り物を自らの強みとしていつまでも大切にしてほしいと願っています。

 続いて、二つ目は君たち自身のイノベーションについてです。

 2018年は、明治維新後150年にあたります。「明治の精神に学び、日本の強みを再認識しよう」と全国各地でキャンペーンが行なわれています。

 それでは、明治の精神とは何でしょうか。明治は新しい文化が急激にしかも大量に入ってきて、日本の近代化、西洋化が始まった激動の時代です。アメリカの経営学者ドラッカーは、明治維新は社会的イノベーションであるとし、「伝統的な固有の文化を守り抜き、新たな社会システムの構築に成功した世界に類のない偉業」として称えています。

 つまり、明治の精神とは変化をチャンスとしてとらえ、新しいものを生み出す精神性のことを意味しているのです。そして、この時代に多くの若者や女性等が海外に留学して知識を吸収し、外国から学んだ知識を活かしつつ、単なる西洋の真似ではない、日本の良さや伝統を活かした技術や文化を新しい価値として生み出しました。

 このように、これからの時代は「今までこうだったから」というような今までの価値にしがみついていては成長を望むことはできません。安定した成熟社会では、社会への適応が最優先されてきたかもしれません。そうすることが、社会からの価値を恩恵として享受することができたのかもしれない。しかし、今は違います。

 受け身ではなく能動的に新しい価値を創造していく姿勢や知識を素材としながらも、課題を解決する力や他者と協働する力など、いわゆる社会全般に活用、汎用される力がこれまで以上に必要とされているのです。

 社会が、国が、そして誰かが何かしてくれるだろうではないのです。君たち自身が社会や国、そして他者に対して何ができるのかを考え、自らの力で常に自身のイノベーションを図っていくことが求められているのです。

 今、自身を振り返り、「自分自身」に新たな価値を生み出しているといえますか? 自身で考え、主体的に行動していますか? 自身の成長のフロンティアを見つけ出し、夢や目標を模索し続けていますか? 

 君たちには、卒業を一つのチャンスとして、新しい自分を生み出す自身のイノベーションに挑戦してほしい。気がついたら、いつの間にか後ろばかり向いている。失敗を恐れて何事にも挑戦しない。そんな後ろ向きな大人にだけは松女の卒業生としてなってほしくない。苦しい時もつらい時も、どんな時にも顔をしっかりあげて前を向いて歩んでいきましょう。

 最後に、卒業生諸君。「たゆたえども沈まず」という言葉を知っていますか。

 この言葉は、パリ市の紋章に刻まれている言葉です。もともと水運の中心地だったパリで、「嵐で水面が荒れてどんなに揺さぶられようとも、船を沈めはしない」というセーヌの船乗りたちの心意気を謳ったものです。こうした心意気が革命や戦争といった波乱にとんだ歴史の荒波を生き抜いてきたパリ市民にどんな苦難にも負けない不屈の精神として受け継がれ今に至っています。

 「たゆたえども沈まず」。ゆっくりでかまわないのです。夢を語り、希望を掲げ、目標に向かって貪欲にチャレンジするであろう君たちへの餞として、最後にこの言葉を贈ります。

 結びになりますが、卒業生を深い愛情によって支えてくださったご家族をはじめとする関係の皆様方に対し、松山女子高校を代表いたしまして、重ねて心より深く感謝申し上げます。

 それでは、「凛として輝く」皆さんの前途に幸多からんことを祈念して式辞といたします。

平成30年3月13日
                              埼玉県立松山女子高等学校長  榎本克哉

      



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2018/01/09

見直そうニッポンの心~明治の精神に学ぶ~

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見直そう ニッポンのこころ
 ~明治の精神に学び、自身のイノベーションへ~
 

 

 みなさん、おはようございます。2018年を迎え、いよいよ3学期が始まります。そして、新年を迎えた今、君たちの誰もが、新たな抱負と決意を持って学校生活を始めようとしているのではないでしょうか。

 そこで、新たなスタートを前に、少し視野を広げて2018年を展望し、君たちへの期待と思いを伝えたいと思います。

2017年は、米国の新大統領の就任とともに幕を開けた。トランプ大統領はアメリカ第一主義の信条を強く打ち出し、TPP(環太平洋経済連携協定)やパリ協定からの離脱を表明しました。

ヨーロッパに目を向ければ、イギリスのEU離脱、カタルーニャの独立、ドイツやフランス、オランダのでは右派や反EU政党が躍進など、世界各地で保護主義的な反グローバリズムの台頭が大きな世界的潮流となっています。

また、過激派組織ISが崩壊した後の中東情勢や、挑発的な行動を繰り返す北朝鮮などは、私たちにとって地政学的な不安定要因(リスクファクター)となっています

今やグローバリズムが進展しているの一方で、こうした「分断」「不寛容」をキーワードとする反グローバリズムの世界的な潮流は今後も収まるとは言えず、新たな社会変化を予感させるものといえるでしょう。
 このように、世の中の変化は激しくかつ不確実なものです。そう考えると2018年は、どんな年となるのだろう。

 2018年は、明治維新後150年。明治は新しい文化が急激に大量に入ってきて、日本の近代化、西洋化が始まった激動の時代です。日本政府は、「明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは大変重要」として「MEET THE 明治ノベーション」をスローガンに明治維新後150年のキャンペーンを行っています。

 それでは、明治維新にみられる日本の強みとは何でしょうか?

アメリカの経営学者ドラッカーは、明治維新は社会的イノベーション(変化を機会としてとらえ、新しいものを生み出すこと)であるとし、「伝統的な固有の文化を守り抜き、新たな社会システムの構築に成功した偉業」として称えています。
 こうした明治イノベーションを支えたのは、よき伝統を守りながら改革を進めるという日本独自の精神構造にあったのではないかと思っています。ドラッカー風に言えば日本の西洋化というより、西洋の日本化といえるのでしょう。こうした明治の精神というか、日本人独自の精神構造が激動の世情や不確実な社会の中で強みとして機能していくのではないだろうか。
 君たちは、「不易流行」という言葉を知っていますか。江戸時代の俳人、松尾芭蕉が提唱した言葉です。「不易」とはずっと変わらないことであり、「流行」とはその時々に合わせて変えていくこと。伝統統や文化など時代を超えて変わらない価値を大切にするとともに、今後も進展していく社会の変化などに柔軟かつ的確に対応していく資質や能力。つまり、文字通り「時代の流れに乗っていくこと」も大切にしなければならないことを意味する言葉です。まさに、明治イノベーションを支えた精神構造と言えるのではないでしょうか。
 では、今の私たちにとって大切にしなければならない「不易」とは何か。一つ挙げるならば、日本人特有の寛容の精神ではないだろうか。家には仏壇があり、クリスマスを祝い、寺で除夜の鐘を聞き、神社へ初詣をする日本人の宗教観は、しばしば世界から疑問視されるところです。

しかし、これらは、Respect for othersという精神性であり、そこから、他者への配慮や気遣い、おもてなしなどの日本ならではのスタイルが生まれてきているのです。

君たちには、不確実で先行き不透明な社会であるからこそ他者を尊敬する精神性を松女生としての不易な強みとして持っていてほしい。まさに、「For the teamの精神」で、これからの社会を力強く生きていってほしい。

一方「流行」でいうならば、社会の変化などに柔軟かつ的確に対応するためにも、君たちには、2018年を変化の激しい不確実な社会を格好の機会として、新しい自分を生み出す自身のイノベーションに挑戦してほしい。不確実な社会だからこそ、「今迄こうだったから」というような今までの価値にしがみついていては成長や進化は期待できない。

自分たちが所属する社会が創出する価値やサービス、サポートをただ単に恩恵として受けるといった受け身の姿勢では成長はないのです。誰かが何かしてくれるだろうではなく、自分たちが社会や他者に対して何ができるのかを考えてもらいたい。

やはり、一年の計は元旦にあり。2018年を迎え、不易と流行の実践を心がけ、伝統や文化など時代を超えて変わらない価値を大切にするとともに、社会の変化などに柔軟かつ的確に対応する。

今年は、こうした明治の精神に学び、自身のイノベーション元年としてください。

最後に、これから受験を迎える三年生へ。ここに集う教職員一同及び全ての松女生が諸君の健闘をこころより祈念しています。体調に留意して全力を出し切って頑張ってください。

それでは、今年もよろしくお願いします。



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2017/12/22

2学期終業式 「人生トライ&エラー」 ~何事もやってみなはれ~

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 2学期 終業式 

 人生はトライ&エラーの繰り返し ~ 何事も「やってみなはれ」~

 みなさん、おはようございます。

 長いと思っていた2学期も今日で終わり。というより、2017年自体があと数日を残すだけ。過ぎてみると時がたつのは、あまりにも早いもの。

 君たちの2学期、そして2017年はどうだったのでしょう? 

  3年生は進路選択、進路実現とまさに自分自身と向き合い高校生活の集大成の時期だったのではないでしょうか。一般受験は、これからが本番です。受験学力は、最後の最後まで伸び続けます。最後まであきらめない強い気持ちが事の成否を分けるカギとなります。君たちの進路実現を心より応援しています。

 次に2年生。高校の中心学年として、その存在感を存分に発揮出来たのでしょうか。学習、部活動、学校行事等々。まさに、君たちが後に高校時代を振り返った時に一番自分自身が成長・発展した年となるはずです。

 最後に、1年生。中学生から高校生へ。大きな転換を迎えた年。いつまでも新入生というわけにはいかない。学校生活や学習、部活動等々自分自身の飛躍と成長に向けて、君たちには、松女の中核となっていく覚悟と自覚を持ってもらいたい。

 そこで、今年を振り返り、感じたことや君たちへの思いや願いについての話をしたい。

 先日、修学旅行新聞「ちゅらかー」(最終号)を拝見させてもらった。旅行委員の感想を掲載した特集。そのいくつかを紹介します。

●「修学旅行にこのような形で関わることができて良かった。仕事は本当に大変でしたが、やりがいがあり良かった」

●「大変だったけど、修学旅行づくりに関わることができて良かった」

その他にも、

●「今回、旅行委員をやってたくさんの達成感を感じることができた」

●「忙しかったけどやりがいのある仕事でやってよかった」

●「準備が大変だったけど、それもいい思い出」など、そのほとんどが、「最初は大変だったけど、修学旅行に関わることができて、より深みのある旅行とすることができて旅行委員をやって本当によかった」という内容です。

 こうした旅行委員たちの感想を聞いて気づいたことがあります。キーワードは、「関わる」というワードです。各委員が自ら望んでいたかどうかは別にして、各委員が結果的に主体的に旅行づくりに関わってきたこと、こうした「主体的関与(コミットメント)」が、一つの体験として、自分でも気づかないうちに間違いなく自身の成長につながっているということです。

 体験報告会の際にも言いましたが、松女には、学校行事はもちろん、部活動や小学校、特別支援学校などとの交流事業、地域の各種イベントや行事、そしてボランティア等々。君たちが自身の成長のために挑戦すべく主体的関与の場はいっぱいあります。別の言い方をすると、君たちの成長の「勝負時」が日常においてたくさんあるということです。

 こうした「ここぞ」の大切な勝負時を逃し、「あの時やっていれば」という後悔に襲われないためにも、君たちにはあらゆる機会をとらえて何事にもトライしてもらいたい。このトライすることを自身のミッションとしてほしい。

 進路や部活動、各種行事にイベント等々。何でもいいんです。自分の今の自分以上にするために、トライしていきましょう。しかし、何事もうまくいくことばかりではありません。人生はトライ&エラーの繰り返し。自分を壊してくれるものとの出会い、そして次から次へとより強大なものと出会い、そして打ちのめされて、でも気づいた時には自分が一回りも二回りも大きくなっている。これこそが人生の醍醐味であり、成長の証なのです。成長とは、あくまでも今の自分を壊し、新しい自分に生まれ変わることにあります。

 今までの自分を壊すことができず、今までの価値観、小さな自分、自分ワールドの世界の中で生きていく。そんな人生で人として成長できるわけがありません。

 何事も、「やってみなければわからない」「やってみたからわかる」のです。視野を広く、自分ワールドの世界から、一歩も二歩も踏み出していく。そんな、大志を新年の志としてもってもらいたい。

 皆さん、サントリーという会社を知っていますか。その社訓ともいう言葉は何だか知っていますか。創業者の佐治会長の口癖だったそうですが、「やってみなはれ」です。サントリーは、こうした企業風土の中で成長を続けてきたといわれています。

 人生はトライ&エラーの繰り返し。まずは、何事も「やってみなはれ」です。

 以上、2017年を振り返り、君たちへの願いと思いを伝えました。

 来年の干支は、「戌年」(いぬどし)です。戌年は、真面目で勤勉、努力家であるということから縁起がいいといわれています。資格取得の勉強や何か頑張りたいことを見つけて励むのにいい年になるそうです。

 2018年が君たちにとって、大いなる成長進化となる年となることを祈念しています。 それでは、よいお年をお迎えください。


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